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日々のあぶく?

August 26, 2007
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・時をかける少女
時をかける少女(リメイクアニメ映画版)」の大元となる原作。
わりとすっきりした短編。
言葉遣いにちょっと時代を感じる、かな。

映画では主人公の叔母となっていた芳山和子が主人公。
…というか、本来映画・ドラマ化されている元(主人公)はこちらなのだが。

理科教室の掃除を終えた中学三年生の芳山和子、深町一夫、浅倉吾朗。
一人理科実験室に足を踏み入れた和子は、そこで人影と割れた試験官を見る。
割れた試験官から立ち昇るラベンダーの香りをかいだ和子は意識を失う。
意識を取り戻した和子はテレポーテーション(身体移動)タイム・リープ(時間跳躍)の力を手にしていた。
力の発動により、事故を回避したり、数日前に戻ったり出来るようになった和子だが、
自分は普通に戻りたいと実験していた人物に会うため、掃除をしていた日にさかのぼることに。


映画の主人公で、力を便利に使いまくっていた姪とは違い、一刻も早く元に戻りたいと思う和子。
同じ力を手に入れたのでも、やはり使うのは人。
その人の性質(性格)によって違うものだな。
ただ、原作の設定を見るに付け、映画版の和子で気になったのは
未来人の「彼」によって彼の存在、タイプリープのことなどの記憶は消されたはずなのに、
手元には深町と浅倉のものと観られる高校時代の写真があったこと。
また、「タイム・リープ」のことをすらりと助言できたこと。
ラベンダーが置いてあったのは、記憶を消されても、また会えるという強い思いから刷り込まれ、
ラベンダーの香りは"特別な誰か"と会う為のものだと原作ラストで書かれているからいいのだが、
…映画を違和感なく見るためには、これは「彼」と再開後(記憶も取り戻した?)と考えればいいのか?

それにしても、未来人の「彼」が実は発育良好の11歳と言うのには驚いたなぁ。
とすると、映画の中の未来人の"彼"も年下だったのだろうか?
映画では、未来に帰っても現代人の中に"彼"の記憶は残っていた。
真相を知ったマコトの記憶もなくなってない。
これは未来の法律(?)が変わったと考えるべきか?

映画で鍵となった絵画について、原作では一切言及なし。

人口増加が進んで義務教育が長くなり、仕事についたり、結婚したりするのが遅くなり、
その反動で今度は少子化となり、睡眠学習などにより、基礎教育が早く終わり、
人は早くから研究などに携われるようになるという設定は秀逸。

・悪夢の真相
何故弟は夜中のトイレを怖がるのか?
鋏を持つ女と首だけの男の真相とは?
何故、自分は般若の面と高い所が怖いのだろうか?
真相は幽霊などではなく、自分の記憶、過去の悔恨、深層心理にあった。

・果てしなき多元宇宙
パラレルワールドの「自分」が実験に失敗。
様々な次元の「自分」が別次元の「自分」になってしまう。
理想の自分、なりたかった自分になれても、やはり元の次元の「自分」に戻りたい。






Last updated  August 26, 2007 01:53:30 PM
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