2008/06/15(日)13:51
ジーン・ワルツ 海堂尊
Gene Waltz(=遺伝子のワルツといったところか)
医療現場から描かれる大学病院の実体、
お役所仕事によってしわ寄せが来るのは現場である。
そのことをお役所(厚労省)と密接な帝華大学と、
産婦人科の危機を如実に表したマリアクリニックを舞台に、
様々なケースの妊婦の出産までに合わせて描いている。
メモ→1・2
今回はスピンオフというほどではないが、主人公の卒業校が東城大学医学部だったり、
何かと会話の中には出てきていた帝華大学周辺が舞台。
ちなみに、今回の出版社は新潮社である。
「チーム・バチスタの栄光」「ナイチンゲールの沈黙・メモ」(宝島社)「螺鈿迷宮・メモ」(角川書店)「ジェネラル・ルージュの凱旋・メモ」(宝島社)「ブラックペアン1988」(講談社)