カテゴリ:本
シリーズ第五弾。
古道具屋「荻の屋」の閻魔顔の主人・喜蔵のもとに見合い話が持ち込まれた。 喜蔵は妹・深雪のためになる縁談になるか思い悩む最中、なぜか妖怪たちに襲われる。 危機を救ってくれた鬼の小春の様子もなんだかおかしくて・・・ --------------------------------------- 縁談は深雪ではなく、喜蔵にだった。 喜蔵は断るよう相手・初に言うが、初は縁談を進めてしまう。 初の先祖には鬼の血が入っており、先祖による子孫を守るための呪が呪いに変わってしまい、 妖怪に縁談を迫られていたのだった。 初の祖母の血を飲んでしまったことから呪いにかかり、 初を陰から守っていた桂男は初の初恋の男である喜蔵と婚礼をあげるよう画策。 (喜蔵は幼いときに会った初を男の子だと思っており、気づかず) 一度は断る喜蔵だったが、婚礼をあげるふりをすることに。 守りから呪いに変わってしまった秋霜だったが、 婚礼時に現れた縁結びの神によって浄化される。 縁結びの神は初と喜蔵の縁を強引に結ぼうとするが、 綾子がいつか自分と結ばれるかもしれないとやめてもらう。 綾子の言葉は嘘だとわかっていても、いつかそうなれたらいいと喜蔵は告げる。 小春は喜蔵らを守りつつも、天狗と再戦、今回は勝利しつつも次回が最後の戦いとすることに。 また、小春に憧れ、猫股の長者に利用されて偽小春となって動くタマを多聞に預けたりもする。 多聞は小春にはまだやってもらいたいことがあるから死なれたら困ると 猫股の長者の前に出され、力の差を痛感する小春を助けたり、 ついでに家に捕らわれていた初の両親を助けたりもする。 小春はもうこちらに戻らぬ覚悟のようだったが、深雪の願いもあってか 喜蔵にだけ聞こえる声でまたなと言ったようだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 6, 2014 09:47:06 PM
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