展示
テキスタイル系の卒展と「一枚の布」展を観に行く。卒展は大学によってのカリキュラムの違いが如実に出ているなーと感じた。どこが良いとか悪いとかではなく、それぞれ個人にあったところ(大学)を選べるといいのだろうな。入ってみなければ分からないことも多いと思うけど、卒展を参考にするってのも一つの手。ここの大学はコンセプトの建て方とそれを形にする力が優れている。それだけに力量の差も結構分かりやすく出てしまっているが、いいものはすっごくいい。テーマを決めて作った靴が素敵だったな。パターンが学べるのも良さそうだ。「一枚の布」展は文化学園服飾博物館(新宿)にて。世界の布をまとうとつつむに分けて展示。まとうはサリーやバティックなど身につける布。着方も分かりやすく図解してあるのがありがたかった。つつむは風呂敷やゆりかごにするための布。普段使いなのだが、細かい刺繍やパッチワークなど手が込んで、大事に作られている。そうやって作るものには心も時間もこもっているのだろう。数はそんなに多くはないのだけれど、それだけにじっくりみれて満足。