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テーマ:小学生ママの日記(28573)
カテゴリ:育児
イカの解剖日記の続きです。
解剖の写真を載せていますので 生き物が苦手な方、何かを召し上がっている最中の方は、 ココから下は読まないことをオススメします。 DSC_0271 posted by (C)万年肩凝り 次は、頭と胴体の部分を解剖ばさみで切り離します。 DSC_0276 posted by (C)万年肩凝り これは、先ほどの胴体をを切り開いたときよりは簡単だったようで サポートなしで大丈夫でした。 DSC_0278 posted by (C)万年肩凝り 胴体にくっついている、肝臓の部分をはさみで身から切り離します。 肝臓の下にはさみを入れ、傷つけないように注意深く切り離していくのですが その下に軟甲という、固いホネのほうなものがあるので(ホネではないですが) 肝臓を傷つけずに切り離すのは難しいみたい。 娘がやると、肝臓の内容物が少し出てしまいました。 肝臓を外した身の中央部分から、軟甲を引き抜きます。 DSC_0281 posted by (C)万年肩凝り 取れました。 イカは軟体動物なので、骨はなく、この軟甲は骨ではありませんが 貝類の殻と同じ成分でできているそうです。 貝類も軟体動物ですが、この軟甲が、イカも貝の仲間であることの証になるようです。 軟甲で、身と内臓を支えているみたい。 DSC_0285 posted by (C)万年肩凝り 次は、切り離した触腕と頭の部分を解体。 触腕をかき分けると、中央に口があります。 ここから、くちばしのような、アゴを取り出します。 DSC_0287 posted by (C)万年肩凝り これが、取り出したくちばし。 正確には、上あご、下あごのようですが…。 触ってみると、ちゃんと固かったです。これでえものを噛み砕くようです。 DSC_0289 posted by (C)万年肩凝り 最後に、目玉を取り出します。 手で、目玉を周囲からつぶすように押すと、水晶体が出てきます。 DSC_0291 posted by (C)万年肩凝り 取り出した水晶体。2つあります。 こうして、取り出したくちばしや水晶体、軟甲も、個別にスケッチしました。 もう講座の終了時間が迫っていたので、最後に先生が、解剖について少しお話を。 解剖は、生き物がかわいそうと思う人も居るかもしれないけれど 毎日いろんな生き物をお料理して、みんなは食べて、それがからだの栄養になっていく。 ほかの生き物から、みんなは生き物のいのちをもらって、生きていく。 解剖は、こうすることによって皆さんの頭の中に知識が増えて、 頭の栄養になるんです。だから、かわいそうだからイヤ、ではなく しっかり観察して、色々なことを覚えて、たくさん知識を得てください。 そして、教えてくれてありがとうと、生き物に感謝しましょう。 というような話をして、講座を締めくくりました。 娘に感想を聞くと、 「最初は、ぬるぬるして気持ち悪いと思ったけれど、やっていくと面白かった。 イカに、くちばしがあるなんて知らなかったし、足が実は腕だなんて知らなかった。 わかってよかった。」 というようなことを話していました。 最後に、イカの解剖について、写真つきでわかりやすく解説してあるサイトを見つけたので 紹介しておきます。 ココです。 今回やった内容は、高校生物のようです。 いつか娘が高校生になったとき、同じ授業を受けることがあるのかもしれませんが そのときには、今回のことは忘れてしまっているかな。 でも、解剖をはじめて体験し、学校ではまだ習っていない理科という科目に対する 小さな興味の扉を開くきっかけのひとつになってくれればと願っています。 これからも、機会があれば、自治体のサイエンス教室には できるだけ参加させてみたいと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.06.15 13:46:48
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