山形
さすがに第3クールともなると簡単な試合は一つもないし、ワンサイドゲームは望めない。今日の前半のような展開を90分できればいいけどそうもいかない。山形は佐々木の投入がキーに。佐々木が後半からサイドの突破を試みるシーンが増え、ツボが前線へ絡めなくなり必然的にクリの上下の動きが必要以上に増えてしまった。これでクリはガス欠気味、バクスターもクリとホルヴィの同時交代は想定外だったはず。後半20分過ぎぐらいから山形が前線にロングパスを多用するようになり、神戸のDFラインは前半より下がってしまい、トップとの距離が空き前半のようにコンパクトなディフェンスができなくなったのも次までの大きな課題。そんな中でも丹羽はよく頑張ってました。パスミスは相変わらず多いものの、対人での強さやポジショニング、後ろへのカバーリング等の戦術理解が良い。これがバクスターが小森田ではなく丹羽を先にチョイスした理由かもしれませんね。あとはパス制度。上位陣が揃って躓いただけにこの引き分けは正直痛いです。でも幸いなことに次の仙台戦まで1週間ある。アツも次には間に合うだろうし、ここ最近続いた過密日程のリフレッシュもできる。万全のコンディションで今度こそ仙台を倒し、抜け出したいところ。