2007/06/30(土)13:45
梅干し(2)
梅干し作りにかなりやる気満々で購入した梅も、
しばらく置いているうちに、私のやる気がどんどん減ってくる。
梅干し作りが少し面倒くさくなったところに
嫁いだ娘が
「これ、要らん」と
それはそれは、とても良い香りの紅梅をもらってきた。
何でも、義理の叔父さんの自宅で採れた紅梅だという。
色の付き具合は私が買ってきたものと同じ位なのに、
甘い果実のような良い香りは、それとは比べ物にならないくらい強い。
娘たちも
「これ、このまま食べられるんじゃないの」と言うほど。
それから
「これ、もし、梅干しになるようだったら、お婆ちゃんが三つ粒ほど欲しいって」と言う。
たぶん、以前は義祖母が作っていた梅干し用の紅梅ではないかと想像する。
余談ではあるが、
私の母、サコ婆ちゃんは梅干し・ラッキョウ漬けは出来ない人で
娘の作った物を楽しみに待っている人である。
その点は、私は、よその人が羨ましいと思うことがある。
やる気の衰えてきた私だが、義祖母の頼みもあり
再度挑戦することにした。
いただいた梅2kgと、購入した梅2kgをそれぞれ別の容器で作ろうと
例の行きつけの陶器屋さんに出向いたら、
幸運にもご自宅の無農薬栽培の赤シソをくださると言われた。
さっそく、夕べからアク抜きしていた梅を今日、塩漬けすることにする。