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カテゴリ:ONE PIECE
ワンピースの考察です まあ今週は休載だったので この漫画の全体的な話をと 現在海軍元帥になっているのはサカズキ かつては赤犬と呼ばれた男 この男のことでわかってること それは徹底的な正義を掲げ 己の正義や目的のためには何が何でも達成しようとする執念の持ち主 奴が元帥になったことで海軍はさらなる強力な軍隊になったようですね そして同時に実力主義者だということも間違いない 世界徴兵で藤虎という人物が海軍大将になったという話 まあこの世界徴兵というのが何なのか分からないが おそらく世界中から強いものを見つけて片っ端からスカウトしていったのかもしれないな そして実力があればいきなり高いポジションにつけることもかまわない 藤虎がその例なのでしょう まあ今のところサカズキのやり方は海軍にとっては良い方向に動いてるのだろう 奴自身もまた一つの海兵の形であり海軍の形ともいえる ただそれでもう一つそれとは別に感じるものがある それはサカズキの持つ大きな矛盾です それは奴が海賊や悪というものを憎みながらもっとも海賊そして悪に近い海兵だということです この漫画においての海賊には一つの共通点があると思われる それは己の目的を果たすためならどんなことでもするということです 邪魔なものは力づくで排除する そうしてまで信念を貫くという姿勢 実はこれサカズキも同じなのですよ 少なくとも自分の正義のためならそれに反するもの邪魔になるものは 海賊は犯罪者はもちろん同じ海兵やただの民間人ですら平気で殺すこともできるからです 奴は目的のためならどれだけ多くの人間を犠牲にしようともかまわないのです それこそ実は奴にとって海賊や犯罪者と海兵や民間人の命ですら同価値しかないのです なぜなら平気で殺せるから これはオハラの時を考えてもそうです 民間人の避難船を平気で沈めたことも 赤犬に意見するコビーを正しくないとかいって聞こうともせず平気で殺そうとする 挙句に犯罪者の血が流れてるからその時点で犯罪だと ルフィやエースは結果的に海賊にはなってますが それは血筋とは関係ないです いずれにしろやつは人の命を何とも思ってないのだとわかる 己の正義のためなら邪魔なものは何でも排除する 奴自身の理にかなっていたらどれだけの犠牲を出してもかまわないという考え これが海賊の思想と同じだといわずしてなんというのだろうか そしてこういう考えの人間が現実にもいっぱいいる 自分さえよければ他人はどうなってもよい そういう人間ばかりだから日本はよくならないしな そしてそういう考え方の人間ばかりだから 過去に戦争が起きたのです 国のためなら他国はもちろん自分の国の人間でさえ犠牲にしてもよいと まあこの漫画の世界の状況 サカズキの生きてる時代を考えると間違いだとは言い切りはしない しかし結果サカズキが海賊と同類の人間であるのは間違いないだろう いつか海軍は分裂するだろう サカズキのやり方がこれでは海賊と同じだと 海賊を悪と言いながら自分たちも海賊と同類になってしまってないのかと これじゃあ正義などと掲げる資格なんてないのではないかと 正義を護る自分たちが海賊と同じになってはならないと 海賊と同類の男がトップに立った海軍の未来はどうなるのか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 3, 2013 03:11:11 PM
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