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August 3, 2013
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カテゴリ:ONE PIECE

ワンピースの考察です

まあ今週は休載だったので

この漫画の全体的な話をと

現在海軍元帥になっているのはサカズキ

かつては赤犬と呼ばれた男

この男のことでわかってること

それは徹底的な正義を掲げ

己の正義や目的のためには何が何でも達成しようとする執念の持ち主

奴が元帥になったことで海軍はさらなる強力な軍隊になったようですね

そして同時に実力主義者だということも間違いない

世界徴兵で藤虎という人物が海軍大将になったという話

まあこの世界徴兵というのが何なのか分からないが

おそらく世界中から強いものを見つけて片っ端からスカウトしていったのかもしれないな

そして実力があればいきなり高いポジションにつけることもかまわない

藤虎がその例なのでしょう

まあ今のところサカズキのやり方は海軍にとっては良い方向に動いてるのだろう

奴自身もまた一つの海兵の形であり海軍の形ともいえる

ただそれでもう一つそれとは別に感じるものがある

それはサカズキの持つ大きな矛盾です

それは奴が海賊や悪というものを憎みながらもっとも海賊そして悪に近い海兵だということです

この漫画においての海賊には一つの共通点があると思われる

それは己の目的を果たすためならどんなことでもするということです

邪魔なものは力づくで排除する

そうしてまで信念を貫くという姿勢

実はこれサカズキも同じなのですよ

少なくとも自分の正義のためならそれに反するもの邪魔になるものは

海賊は犯罪者はもちろん同じ海兵やただの民間人ですら平気で殺すこともできるからです

奴は目的のためならどれだけ多くの人間を犠牲にしようともかまわないのです

それこそ実は奴にとって海賊や犯罪者と海兵や民間人の命ですら同価値しかないのです

なぜなら平気で殺せるから

これはオハラの時を考えてもそうです

民間人の避難船を平気で沈めたことも

赤犬に意見するコビーを正しくないとかいって聞こうともせず平気で殺そうとする

挙句に犯罪者の血が流れてるからその時点で犯罪だと

ルフィやエースは結果的に海賊にはなってますが

それは血筋とは関係ないです

いずれにしろやつは人の命を何とも思ってないのだとわかる

己の正義のためなら邪魔なものは何でも排除する

奴自身の理にかなっていたらどれだけの犠牲を出してもかまわないという考え

これが海賊の思想と同じだといわずしてなんというのだろうか

そしてこういう考えの人間が現実にもいっぱいいる

自分さえよければ他人はどうなってもよい

そういう人間ばかりだから日本はよくならないしな

そしてそういう考え方の人間ばかりだから

過去に戦争が起きたのです

国のためなら他国はもちろん自分の国の人間でさえ犠牲にしてもよいと

まあこの漫画の世界の状況 

サカズキの生きてる時代を考えると間違いだとは言い切りはしない

しかし結果サカズキが海賊と同類の人間であるのは間違いないだろう 

いつか海軍は分裂するだろう

サカズキのやり方がこれでは海賊と同じだと

海賊を悪と言いながら自分たちも海賊と同類になってしまってないのかと

これじゃあ正義などと掲げる資格なんてないのではないかと

正義を護る自分たちが海賊と同じになってはならないと

海賊と同類の男がトップに立った海軍の未来はどうなるのか






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Last updated  August 3, 2013 03:11:11 PM
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