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March 4, 2015
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カテゴリ:NARUTO BORUTO

ナルトの簡単な考察です

またサスケとサクラに関してです

第2部に入ってからも

サスケのモテモテぶりはまだありました

新たにサスケを好きな女が出てきたわけです

それは香燐 ナルトと同族の女子で

サスケがイタチへの復讐の為に集めたメンバーの一人

優れた感知能力を持ち高い生命力と自分をかませることで回復させる能力を持ってるという

性格的には変態っぽいですが

サスケを想う気持ちはけして偽りではなかったと思います

またもサクラに新たなライバルがとも言えます

最も実際にかかわったのは

鉄の国の話でサクラに治療されてた時ぐらいですが

作中では彼女とサスケが結ばれることも応援してた人も結構いました

少なくともサスケに殺されかけた時の一件が大きかったのではないかなあと

そしてなお殺されかけてもサスケに怒りを感じつつもまだ好きでいてなおついていった

サスケが死にかけてるのを感じた時もうずまき一族の力を開花させ助けに行こうともしましたしね

それを見てけして香燐の想いが偽りだったとは言えない

にも関わらずサスケが選んだのはサクラだった

これに疑問を感じた人たちもいたようです

サクラはサスケの為に大したことはしてないとか

香燐の方がサスケを助けてるとか

彼女の想いの方が深いとか

など色々な意見がありました

個人的に想いの深さを比べる事自体間違ってる気もしますが

ただサクラがサスケの為に何もしてやれてないってのは違うような気がします

それはたまたま機会に恵まれてなかったにすぎないでしょう

なにしろ作中サスケは里を抜けてたし

ナルトもサクラもサスケを連れ戻すために必死だったけどそう簡単には会うことも出来なかっただけ

むしろあれだけ必死でサスケを追う事を考えると何もしてないなんては言えません

それに香燐はサスケに協力を求められたからという違いにすぎません

力の開花も想いの違いではなく特別な力を持ってたかどうかの違いです

サクラはサクラでサスケの為に持てる力を限界まで振り絞ってましたし

そう思うとそういう方向で比べるのは違うかなあと思いました

それに作中見てると

サスケの方はサクラよりの気持ちになってるようにも思えます

第1部の時サスケはサクラが一緒に里を抜けると言ったのに対しそれを突き放しました

これはサクラを修羅の道に進ませたくなかったからでしょう

でも香燐はあっさりとまきこんだ

同じように大蛇丸の部下だったからというのもあるでしょうけど

平気で巻き込めるという時点で香燐に恋情はなかったともいえます

それに過去サスケは復讐の為に香燐もろともダンゾウを殺そうとしました

香燐は結果的に助かったもののあの時死んでもいいと思ってたのでしょう

だけどサクラに対しては少し違う

彼女を殺そうとしても少しだけ躊躇してたようにも見えましたし

なによりナルトとの最後の決戦で

サクラの告白を聞いた直後

サスケはサクラを幻術で眠らせるだけにとどめた事

うざいとはいったが殺さなかった

もし孤独になりたいのなら殺せばよかった

そうすればナルトと本気で殺し合えてたかもしれないのに

それをしなかったのは無意識にサクラがまだ大切な存在だったからなのではないかと

あの後サクラに好かれる道理も好きになる道理もないと言ってましたが

わざわざ道理で言いわけしてるあたり

強引に理屈をつけてサクラを突き放そうとしてるようにも見えましたしね

現状二人を見ると想いの深さにはそれほどの差はないかなあとも感じました

では何がサクラと香燐の勝敗を分けたのか

これはサクラが一般人であるのに対し

香燐がサスケと同じ無法者と言う立場だったからじゃないかと

これは香燐とサクラでサスケを想い続けることの苦しさの違いに大きな差があるのだと言えます

サクラはサスケを想い続けるのが難しいのに対し

香燐は逆にサスケを諦めることが難しかったといえます

香燐の方で言うと大蛇丸の部下という立場で正直周りにまともな人間がいたとも思えない

サスケぐらいしかまともな男がいなかったのではないかと

だからサスケに協力を求められて喜んでついていったし

殺されかけてもサスケしか頼れる相手がいなかったのではないかともいえます

だからサスケを諦めないでいることが苦ではなかったのではないかと

むしろ諦める方が後々苦労することにもなりえたし

それに対しサクラは逆で

いっそサスケを諦めたほうが楽になれてたんです

里を抜けて無法者になってしまったし

戻ってきても想いが届くかどうか分からないし

挙句に国家的な犯罪者になってしまった

そんな相手を愛し続けることがどれだけ大変なことか

サクラは普通に日のあたる世界で生きられているわけだし

それにサクラがサスケを諦めて他にいい男を探すという選択も出来たはずです

自分を好きだと言うナルトやリーもいたし

(最もナルトはサクラがサスケを諦めることを許さないのだが)

諦める方が賢い選択だったともいえるんです

でもできなかった

それはサクラがサスケを心から愛していたからなのでしょう

そういう意味で言うとサクラの方が香燐よりも深い愛だったのかもしれないと

それにサスケを闇から救うには同じように闇に生きてる者ではだめだったのかもしれない

香燐には悪いけど彼女はどれだけサスケが闇に落ちてもついていくといっただろう

それもまた深い愛だと言えますが

明らかに間違った道に進もうとしてるのを必死で正そうとするのもまた深い愛なのではないかと

だからサクラでなければ闇から救うことが出来なかったのかもしれない

実際に闇から救いだしたのはナルトでしょうけど

この先闇に落ちないようにさせるのがサクラの役目だったのかもしれない

では






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Last updated  March 4, 2015 03:20:14 PM
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