2008/09/14(日)19:07
『パコと魔法の絵本』観ました。(^o^)
いよっ!待ってましたっ!
前作の『嫌われ松子の一生』から2年。…え゛っ?! まだ2年っ?!
それだけ待ってたって事か?
次回作が『パコと魔法の絵本』って女の子が主人公で、なんだかファンタジック♪と情報を入手してから、待ってましたぁ~!
巷でも話題となっている『パコと魔法の絵本』を観てきました!
宣伝文句にも出てくる通り、笑って泣ける映画でした。
『嫌われ松子の一生』でもラストで大泣きし、『下妻物語』は私は観てないんだけど周りから「泣いたよぉ~!」と聞かされていたし、今回も予告だけで泣きそうになってたから絶対泣くだろうと思ってタオルを手に観ました。
結果、大泣き!
結構早い段階から涙、涙。途中何度かしゃくりあげそうになったけど、すぐ隣に知らない人が座ってたのでグッとこらえました。
ストーリーは、ズバリ!皆さんが思っている通りです。
「えぇ~っ?!」という展開が待ってるわけでもなく(あ、ちょっとあるかな?d(。ゝω・´))とてもストレートに話は進んで行きます。
しかし絶妙なバランス感覚で、わざとらしくもなく引くわけでもなく、すんなり受け入れられるライン。
きっとこの映像の上には何をやってもOKだろ?という前提があるのかな?
『嫌われ松子の一生』でも目を引いたこの色彩感覚とデザイン感覚は素晴らしい!と思います。
CGによるところが大きいと思うので、監督の中でそーとーしっかりイメージが出来上がってないとココまでできませんよね。
個人的には“松子”の毒々しさが好きだったので(あの胡散臭さがたまらなかった!)今回のはちょっとおとなしめかなぁ?と。
まぁ、今回のはファンタジーですからね。
オープニングでいきなりのキラキラだったので(曲も)「おいおい!ディズニーかよ!」と突っ込みそうになりました。
余談ですが、プロローグに出てくるやたらと派手な部屋。
アニメのポスターやフィギュア、コスプレした人がわらわらと。
『これ、全部版権通ってるんだろうな~。すげぇな~。』と変な所に感心してしまいました…。(。-ω-)ノ
役者さんもしっかりしてる人ばかりだったので、違和感も無く。
TVでの宣伝番組を見た時に、舞台ではザリガニ魔人を伊藤英明がやってたそうで。
妻○木より良かったかも…?
阿部サダヲは、あーいう扱いの役(ってどーいう事?!)が似合うね。
『この人に任せておいて大丈夫』みたいな安心感がある。
結果、めちゃめちゃオイシイ役という印象だものな。さすが!
ちなみに泣きばかりではなく、もちろん笑いのシーンも満載です。
個人的には上川隆也扮する先生の「ペンダントにしてみましトゥ~♪」がツボでした。
話題になってる実写とCGキャラの融合ですが、個人的にはもうちょっとスイッチが少ない方が良かったかなぁ?
CGキャラの絵本の世界と、実際のお芝居のシーンと、もう少しお互いにじっくり見られれば良かったかな?
…と書いた所で、松子の時もそんなシーンがあった気がしてきた。監督のリズムなのかな?
まぁ、強いていえば思った以上にカエルが出てきたって事ですかね…。
CGのキャラとかは平気なんだけど、随所にカエル(特に私の苦手な黄緑色のカエル)が出てきて、そのたびに私は視線に入れない努力をしていました。
そーいえば、童話にカエルってよく出てきますよね。(特に外国の)
子供ってカエル好きなのかな?
まぁ、私も子供の頃は全然平気だったんですけどね。
パンフレットと一緒に買ってきたガマ王子対ザリガニ魔人の絵本。
映画の中でパコちゃんが読んでる絵本のレプリカです。
ポップアップになっていて、これがなかなかイイ出来です!
家に帰ってから読んで、また泣きそうになってしまいました。
印象としては、ちょっと『100万回死んだねこ』に似てるな、と思いました。
ラストの感じがね。
残念だったのは、途中のページでガマ王子の涙が描き込まれていた事かな?
是非、可動式の仕掛けにして欲しかった…。
『改訂版』として、是非出して欲しいなぁ~。
私が買った映画館では、このレプリカの絵本は最後の一冊だったみたいなので、ラッキー♪
しばらくはこれで楽しめそうです。
ガマ王子対ザリガニ魔人
【送料無料選択可!】メイキング オブ「パコと魔法の絵本」と「いつもワガママガマ王子」 / ア...
■送料無料■V.A. 邦画サウンドトラック CD【パコと魔法の絵本】08/9/10発売
グッズとして、ガマ王子のキュージョンシリーズがあって(ストラップ、シャープペン、ボールペン)これが可愛かった!
でも、基本的にカエル嫌いなので止めました…。