2010/04/17(土)11:35
『第9地区』観ました。(^o^)
私的には全く選択肢に無かったんですが、評判があまりにも良くてダンナがとても気になる、という事で観てきました。
第9地区
感想は…面白かった!
派手な演出があるわけではないんだけど、だからこそ逆にどんどん話に引き込まれていく感じ。
脚本の構成もすごく良くて、事件後のインタビュー風なシーンを織り込みつつリアル感覚で全貌を見せていく。
巨大な宇宙船が現れたぁ!あれは何だ?!敵か?味方か?
的なアクションは一切無く、宇宙船ありき、エイリアンありきで話が始まる。
エイリアンと人間との共存。
スラムと化したエイリアン居住地区(第9地区)の移送を任される主人公ディカス。
この移送作業中のディカスがめちゃイヤな奴でさぁ!
権力を笠にというか、虎の威を借るというか。
そんな彼が故にというか、調子こいて大きな代償を背負う事に…。
その後も静かに激しく、多方面からの思惑が彼に集中していく。
いやー。よく出来ている話です!
人間の弱さからくるエゴ。
よく考えれば何も悪いことしてないのに、最初はやっぱり敵だと思ってしまったものな。(@クリス)
無抵抗な者に対して、勝手な思い込みで行われる暴力。
でも、その場に居合わせたら私もどーなるか、わかりませんがね。
さっきも書きましたが、『何か企んでるに違いない!』と思ってしまっていましたから。
ピーター・ジャクソンというと、どーしても『ロード・オブ・ザ・リング』のイメージが離れないので、どーなの?と思っていましたが全く毛色の違う作品でビックリしました。
まぁ、ぶっちゃけ今回は指輪=ディカスみたいな部分もありますが…。
ちなみに今回、ピーター・ジャクソンは製作。監督はニール・ブロムカンプという新人監督です。
映画の舞台となる南アフリカ共和国ヨハネスブルグの出身らしい。
主演のシャルト・コプリーもヨハネスブルグ出身。
最近観た映画では
シャッター・アイランド<シャーロック・ホームズ<第9地区
ですね。
ダンナはここ数年の中でもかなりベスト!と大絶賛でした。
3年かぁ~。
そーなっちゃうよなぁ~。
愛だね。