2006/04/09(日)20:32
虚子忌(きょしき)
携帯版『秋桜歳時記』
虚子忌(きょしき)四月八日【椿寿忌】《季 春》
ちんじゅ-き【椿寿忌】高浜虚子の忌日。四月八日。虚子忌。
たかはま-きょし 【高浜虚子】(1874-1959)
俳人・小説家。松山生まれ。本名、清。正岡子規に師事。「ホトトギス」を主宰、客観写生・花鳥諷詠を主張し、俳句の普及と後輩の育成に努めた。写生文・小説もよくし、「鶏頭」「俳諧師」「柿二つ」などの創作がある。句集「五百句」など。(三省堂「大辞林」第二版より)
小鼓緑純吟500ml「兵庫」純米吟醸
薫酒・・華やかな香りと爽やかな味わいのタイプ
ここに美酒あり名付けて小鼓という」、俳人「高浜虚子」が命名した丹波の銘酒。丹波杜氏の伝統の技が冴えるスッキリとした味と香りが特徴の純米吟醸。
鎌倉に遠き夫婦に虚子忌くる 高野素十
故郷では瀬戸内の内海ながらも、水平線を借景に過ごしてきたせいもあって、盆地である京都の風景に、ふと物足りなさを感じてしまう事があります。
春風や闘志いだきて丘に立つ 高浜虚子
という俳句を聞いた時、私の脳裏に浮かぶ丘の眼前には、世界中に繋がっている碧々とした大海原が広がっているのです。
因みに学生時代に読んだ「全国県民気質」という本には、京都人が海外に留学する人口第一位であると書かれていたような憶えがありますが、どうなのでしょうか?(秋桜歳時記)