2006/04/29(土)14:24
十三詣(じゅうさんまいり)
携帯版『秋桜歳時記』
十三詣(じゅうさんまいり)四月十三日・京都嵯峨法輪寺【智恵貰 智恵詣 智恵餅】《季 春》
じゅうさんまいり【十三参り/十三詣り】
四月一三日に、一三歳になった少年・少女が福徳・知恵などを授かることを願って、虚空蔵(こくうぞう)に参ること。京都嵐山の法輪寺などが著名。知恵詣(もう)で。知恵もらい。
ちえ【知恵/智慧/智恵】
(1)〔仏〕 空など仏教の真理に即して、正しく物事を認識し判断する能力。これによって執着や愛憎などの煩悩(ぼんのう)を消滅させることができる。六波羅蜜の一つ。般若(はんにや)。《智慧》
(2)事の道理や筋道をわきまえ、正しく判断する心のはたらき。事に当たって適切に判断し、処置する能力。
「―が付く」「よい―が浮かばない」「―をはたらかせる」「―を貸してくれ」
(3)〔哲〕 単なる学問的知識や頭の良さではなく、人生経験や人格の完成を俟(ま)って初めて得られる、人生の目的・物事の根本の相にかかわる深い知識。叡智(えいち)。ソフィア。(三省堂「大辞林」第二版より)
嵯峨野 豆乳洗顔フォーム
大豆由来の豆乳には女性ホルモンと同じ作用があるイソフラボンが多量に含まれています。また、植物性タンパク質・大豆レシチン・ミネラル・ビタミンEなどお肌を活性化するものがたくさん含まれています。
智恵餅を掌に握りしめ磴降る 佐藤芙陽
十三歳というと中学一年生の年齢でしょうか?九州で育った私には、その折にお詣りしたという記憶はありません。が、呉服屋さんの働きかけもあって、この十年の間に少しずつ全国各地で行われてきているとも聞きました。
辞書をひくと「知恵」は哲学用語としては、単なる学問的知識や頭の良さではなく、人生経験や人格の完成を俟(ま)って初めて得られる、人生の目的・物事の根本の相にかかわる深い知識なのだそうです。
国に限らず、地方自治体でも、あの手この手で無駄遣いを繰り返していたことが次々と露呈していますが、結局は運営している方々が頭は賢いけれども人格的には未熟であるということなのでしょうか?。
一日も早く悪知恵から本来の知恵を使うように改革していっていただきたいと願ってやみません。。(秋桜歳時記)