2010/01/26(火)22:42
猿廻し(さるまわし)
俳句でイジメが解決できる?
携帯版『秋桜歳時記』
猿廻し(さるまわし)【猿引 猿曳 猿舞師 舞猿 大夫猿】《季 新年》
さるまわし ―まはし【猿回し】
猿を使って種々の芸をさせ、金銭をもらい受ける大道芸。主として正月、門付(かどづけ)や辻芸をしながら町々を巡り歩いた。さるかい。さるつかい。さるひき。(三省堂「大辞林 第二版」より)
ゆりありく「私につっこんでくだサル」 【DVD】
猿曳の猿にころがる蜜柑かな 金子九九
故郷の大分では高崎山、今住んでいる京都では嵐山と、猿は身近な存在です。「猿の前で手を握っていると襲われる危険があるので必ず開いておくように」と子供の頃に教わりました。
対照的に奈良では鹿に「鹿せんべい」を食べさせた思い出があるのですが、先日見たニュースでは、近年、死んだ鹿のお腹から大量のビニールなどがみつかり、餌を与える事は禁止されているという事でした。
「お腹をすかせた鹿が可愛そう」という善意が時として悲劇を生んでしまうというのも皮肉な気がしました。(秋桜歳時記)