2010/03/17(水)17:29
実朝忌(さねともき)
俳句でイジメが解決できる?
携帯版『秋桜歳時記』
實朝忌(さねともき)陰暦一月二十七日【金槐忌】《季 春》
みなもと-のさねとも【源実朝】(1192-1219)鎌倉幕府三代将軍。頼朝の二男、頼家の弟。母は北条政子。幼名、千幡(せんまん)。1203年将軍となるが実権は北条氏が握った。18年右大臣。翌年正月、鶴岡八幡宮社頭で甥の公暁(くぎよう)に暗殺され、頼朝直系の子孫は断絶。万葉調の和歌に秀で、家集「金槐和歌集」がある。(三省堂「大辞林」第二版より)
NHK大河ドラマ総集編 草燃える
ほの白き昼の月あり実朝忌 上野百人
今日は旧暦の一月二十七日、源実朝の忌日なのだそうです。
実朝の死によって、鎌倉幕府を開いた源頼朝直系の子孫は断絶となってしまいました。実朝が生まれたのが1192年というのも因縁めいているような気がします。そしてその実朝の暗殺についても、いまだに謎が残されているようですが、そのようなミステリアスなところにも歴史のロマンが込められているように思います。。(秋桜歳時記・季語集)