2010/03/20(土)01:10
大石忌(おおいしき)
俳句でイジメが解決できる?
携帯版『秋桜歳時記』
大石忌(おおいしき)陰暦二月四日【良雄忌】《季 春》
おおいし-き【大石忌】
三月二〇日、京都祇園(ぎおん)の一力(いちりき)亭で行う大石良雄の法要。(三省堂「大辞林」第二版より)
忠臣蔵
一本の庭の白梅大石忌 若林北窗
『ラストサムライ』を見た時に、“武士道”の潔さに感動し、時代と共にそれが失われ、私自身が今やトム・クルーズと同じ目線で侍の姿をみていた現実に、寂しさを感じました。
バブル経済の頃から会社組織とは一線を画した労働形態のフリーターが生まれ、バブル崩壊と共に吹き荒れたリストラの嵐と共に企業も正社員を減らし、契約社員、派遣社員を活用するようになっている現在では、君主への忠義という感覚も、なんだか時代錯誤のように思えてしまうのではないでしょうか?しかしながら、その一方で正社員の数が多い企業ほど生産性が高いというデータも大事な何かを物語っているように思えます。(秋桜歳時記・季語集)