左脳派パパの家庭出産(自宅出産)騒動記~いきなり嫁はんから「自宅で産む!」と言われたら~

2005/02/25(金)10:43

自宅出産(家庭出産)騒動記(5)『おぉ!!助産師さんも左脳派だぁ♪』

自宅出産(家庭出産)騒動記(14)

【2005.02.22】自宅出産(家庭出産)騒動記(5)『おぉ!!助産師さんも左脳派だぁ♪』  どーも。  広島で自宅出産(家庭出産)を体験した左脳派パパです。  今回は,お世話になった助産師さんとの出会いについてです。    うちでお世話になった助産師さんは,この方↓です。     ◎ れいこ助産院  前原 英子 さん        〒734-0004          広島市南区宇品神田5-26-9-1307         082-251-4968         hiri@indigo.plala.or.jp      ・広島鉄道病院勤務後、平成11年1月11日れいこ助産院開業。      ・自宅出産、保健指導(乳房管理・母乳相談・育児相談)を主な業務としている。      ・福屋八丁堀本店ベビー休憩室にて毎週木曜日育児相談実施中        ((社)日本助産師会HP及びマザーリング・クラブHP(http://mother-ring.net/)より引用)  れいこ助産院自体は,(社)日本助産師会のホームページにも,出張分娩を受け付ける助産師として載っているのは知っていましたが,HPもないのでどんな人(ところ)なのか分からなかったし,メールアドレスも載っていなかった(※現在は載ってます)ので,連絡も取りあぐねていました。  ところが,偶然,前原さんを紹介してくださる人(ママのかかりつけの整体の別の患者さんの知人←結構,遠いよねぇ?…よくたどりついたもんだ…。)を知ることができ,話を聞いたところいい感じそうだったので,連絡をさせてもらいました。  (※前原「先生」と呼ぶべきなのでしょうが,親しみを込めて,あえて前原“さん”と呼ばせていただきます。) 【初めての面談~パパの前原さん評~】   で,するかしないかは別として,とりあえず詳しい話をしようということで,我が家までいらしてくださることに。  いろいろ聞いてみたいこともあったし,ママもそれを望んでいたし,また,前原さんもできたらその方がよいとのことなので,パパもお休みをいただいて,お話をさせていただきました。  正直,どんなエキセントリック(←言葉の使い方がまちがってる?)な人が来るのかと心配していました。  だって,広島で自宅出産(出張分娩)に取り組むという,とっても“珍しい”ことに取り組んでいる人だから。(←偏見?)   「ぜったい自然に産むべきなのよ!」   「昔からやってることが正しいの!!」   「この感覚は女しかわからない。女の本能なの!!」   「まずお墓参りに行ってきなさい。ご先祖様の供養からよ!!!」  なぁんて人だったらどうしようかなぁって。  (ん? 最後のはちがうって?(^_^;))    ほら,右脳系の人って,頭に浮かぶ「映像」をもとに話しているのか,「こっちにはなにが言いたいのかよくわかんない。」「話が飛んでる,ずれてる。」「思い込みにしか聞こえない」ってことがよくあるじゃないですか。  (ちなみに,パパは理屈ぬきに頭ごなしに決め付けられるのが大っ嫌いです。話が飛ぶようですが,ママの整体の先生になじめないのもそのせいです。)  でも,現れた前原さんは,いたってロジカル・マインドを持つ人でした。  なにが,ロジカル・マインドかというと,(別にMECE(もれなく,だぶりなく)に論を張っているとかではなくて)  『相手の反応を感じながらコミュニケーションがとれる』 と,いうことです。  ・自分がしゃべっている内容が,相手の問いに答えられているか?  ・ある話題に対して,必要な前提知識が共有されているか?  ・相手が本当に聞きたいのは何か? ということを常に意識されていて,必要に応じて,相手に確認したり,言い直したりして,話をされている。  これは,すばらしいなぁと思いました。  また,ママが強い不信感を持つ,娘1号の出産をしたところの病院の話題でも,  「あそこの先生は,~という考え方でやられていますからねぇ。考え方があわない部分はあるかもしれませんねぇ。でも,いい先生なんですよ。よく勉強されているし。」 という感じで,とっても“大人な”反応です。 (前原さんが,総合病院の産科にも勤めてらっしゃったこともあって,自宅出産と病院での出産とのそれぞれのメリット・デメリットを総合的に理解されているからというのもあるでしょう。)  “考え方”,というか,“思考の流れ方”がなんだかパパに似てるんですよねぇ(と感じました)。    パパはすっかりこの方を信頼するようになりました。 【ママの反応】  ところで,一方のママ。  直感的に「ビビビッ!!」と感じ合える人ではなくて,ママ的には気に入ってないかなぁと思いきや,ママもかなり好きになったようです。  これは,パパが思うに,前原さんが,とっても丁寧に話を聞いてくれるからじゃないかと思います。  面談の最初の方で,「どうして自宅出産をしたいと思ったのか?」という話をしました。  ママは,ちょっと内弁慶なところがあるので,なかなか見ず知らずの他人に対していっぱい話すというタイプではない(←仕事等のときは別)のですが,丁寧に,ゆったりと,受け止めながら聞いてくださるので,パパが聞いたことのなかったいろいろな思いもあふれ出てきていました。(この内容はまた後日に。)    傍から見ていると,まるでカウンセリングのようでした。  (うーん,ロジカル・マインドとカウンセリング・マインドって共通する部分があるんだなぁ。 あ,そっか。どっちもコーチングの基礎スキルだぁ!)  は!  ってことは,パパがママの思いを十分に受け止めてあげられてなかったのは,相手を思いやる気持ちに欠けてたせいっ? (+o+)ガーン  (ま,他人だから築ける関係っていう部分もあるんだろうけど。) ※ なおこの辺のことは,ママのHPも参考に見てみてくださいな。   ママのHP → (http://www.geocities.jp/kateisyussan/) 【そして】  その外,自宅出産を考える人なら誰でも思うであろう「なにかあったときにお医者さんがついていなく大丈夫なのか?」という問いなどについても,丁寧に答えていただいたりしました。(これも,また後日書きます。)  かくして,二人とも(あ,娘1号も?)すっかり気に入ったので,前原さんにお世話になることに決めました。(続く) ※ 本文とは関係ない豆知識  「助産師」って言葉に違和感ありませんか? 以前は「助産婦」って言ってたのですが,平成14年3月1日に保健婦助産婦看護婦法が保健師助産師看護師法に改正され,正式名称としては「助産師」になったようです。男女共同参画の流れの1つみたいですね。(でも,看護師・保健師とはちがい,まだ男性の助産師は認められていないとこと。)  マスコミ等でもまだ混乱してて,「女性看護士」などとされている場合もありますね。(^_^;)

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