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カテゴリ:自宅出産(家庭出産)騒動記
【2005.03.23】自宅出産(家庭出産)騒動記(10)『ママのナミダ~娘1号のお産で抱いた病院への不信感~』
どーも。 広島で自宅出産(家庭出産)を体験した左脳派パパです。 今日は,娘1号のお産のときに,(ママが)病院に感じた不信感について です。 (※ 例のごとく,パパは当時はよくわかってませんでした。(泣)) ≪なぜママは自宅出産(家庭出産)したかったのか?≫ 一番“大きな”理由となったのは,やはり「病院がイヤ!!」ということになる と思います。 (一番“大切な”理由は,「自然で自分らしいお産がしたかった」,具体的には,「すぐに母子同室で枕を並べて寝たかった」だそうです。) そして,「病院イヤ!!」を決定的にしたのが,娘1号のお産のときの経験です。 後に,娘2号のお産途上,前原さん(助産師さん)との面談の中で,前回のお産 に関することを話していて,ママは感極まって涙を流しました。 「これだけの思いをずっと胸に秘めてたのか」・・・パパもぐさりと衝撃を受 けました。 しゃべれなくなるくらい,感情が極まって,涙がぼろぼろこぼれるという状況を,いったい人生の中で何度体験するでしょうか? ママが,前回のお産で辛い思いをしたということは,わかっていた(つもりだった)けれども,これほど,深く,重い,キズを心に受けていたとは…。 誰にもわかってもらえず,そのことでさらに傷ついてしまっていたとは…。 もしも自宅出産を考えなかったら,この思いを死ぬまで(もしかしたら離婚す るまで?)知ることはなかったのかもしれません。 そう思うと,背筋の冷える思いがすると同時に,ほんっとに(やるやらないは 別として)自宅出産を考えてよかったなぁと思います。 さて,それでは,具体的にどんな“辛い”ことがあったのか? (※ことわっておきますが,病院に対する受け止めは,あくまで我が家の主観的なものです。同じ病院でも,他の人であれば違う受け止めをするでしょう。また,このことを書くのは,「なぜ自宅出産を選んだのか」という理由の説明のためであり,病院を中傷するつもりもありません。) 詳細なことは,以前ママがここで書いたように,「まだ心の整理がついていない」ため書くことはできませんが,大体次のことについてです。 ・全体的な雰囲気(医師や看護師・助産師の態度) ・会陰切開と縫合 ・骨盤不整合&「歩け!歩け!地獄」 ・胎盤に対する処置(最初/残留したもの) ・娘に黄疸が出たときの処置 大きく分けると,これらを通して,病院に対して感じた, 「恐怖感」 と 「嫌悪感」 が“辛さ” の原因だと思います。 もしかしたら,生命に別状があったかも, 重大な医療ミスが起こるところだったかも, その後の人生が変わりかねない精神的ダメージを受けていたかも… という「恐怖感」 (=「病院出産ってコワイ!!」) 自分と子どもが“モノ(商品)”のように扱われた, ちゃんとした一人の人間として扱ってくれなかった… という「嫌悪感」 この2つが重なり合った気持ちが, “辛い” → 「病院イヤ!!」 なんだろうと思います。 以上のことは,医学的・客観的にみた場合の“事実”ではないかもしれません。 でも,ママがそう感じた,ママがそう受け止めたという意味で,僕たちにとっては“事実です” 今でこそ,このブログやママのHP(ブログ)でいろいろ毒を吐いている(笑)ので,怒りんぼうキャラに見えるかもしれませんが,こんだけ言えるようになったのも,2度の出産・育児を通して強くなったから。 当時は,秘めてしまって,とってもとっても辛かっただろう,と思います。 こういう思いもあって,ママは自宅出産(家庭出産)=自然なお産 への憧れ を強めてきました。 そして,こういう思いを受け止めて,パパも病院での出産=今まで当たり前と 思ってきたお産 に対する意識変化が起きたのでした。 ※決して,夫婦生活を拒否されたのに負けて,自宅出産を認めたわけではありません。(爆) (続く) 「うん!ママの気持ちがわかるかも・・・」って方は,こちらを押してつかぁさい。 ママも喜びます。→ 人気blogランキング(現在90位前後を漂流中) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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