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何か今日寒い・・・。
週末まで半袖だったのに、今日はまた長袖のジャケットが必要になった。 日曜日の午後、ステから電話があって、「何か今日の午後子供向けの展示会があるって電話がかかってきたの。両親・子供そろって行くと、もれなく好きな玩具がもらえるって。しかも子供向けのお店で50ユーロの割引が効くチケットももらえるって。新しい製品の説明をするらしいんだけど、無理矢理サインとかさせられることはないから安心して行けるってことだし、行かない?」と言われた。 ・・・無理矢理サインはないだろうけど、それって怪しいじゃん。ただほど高いものはないって言うし。こういう勧誘って、私は通常断ってる。 夫にその通り話すと、まあ、ただで玩具もらえるんだったら、って言うことで、行くことにした。 まあ、無理矢理サインさせられることはないそうだし、しつこく言われても断ればいいんだしね。 両親・子供でひとつのテーブルにつくと、担当の人がひとりやって来た。 で、まずは一般的なアンケート。家にPCがあるか? 子供が良く観るアニメは? 子供の好きな玩具は? などなど。 その後、その会社の商品の説明が始る。 子供の幼稚園~高校までの勉強のサポートをする30枚のCD-ROMを売ってますって。プログラムの内容はインターネットでいつもアップデートできるからずっと使えて便利、って。 実際にCD-ROMの内容も見せてくれた。子供の学校での勉強内容だけじゃなく、家庭の医学、料理、英会話、などなど、あらゆる分野をカバーしている。 そりゃ、確かに便利だよね。 でもさ、これ全部で2.000ユーロとかするんじゃないの? すっごい高いんでしょう? その日、朝の4時に家に帰ってあんまり寝ていない私はすっごい眠くて、物凄い早口のしかもヴェネト訛りの説明を、耳には入れていたけど、ほとんど頭で処理せずに相づちを打つだけで、そんなことを考えていた。 雑誌にもこの商品の広告が載っています、と見せられた広告。7、値段が始る。700ユーロか、意外に安いな、と思ったけど、よっく見てみたら、7の後に「.」がついている。つまり、7.000ユーロ代。一気に目が覚めた。こんなもんに7.000ユーロも出す人がいるの!? 話をそのまま聞いていると、「今日だけスペシャルプライスでご提供します、6.350ユーロです。支払いは月々100ユーロでOK。しかも、Pentium4とプリンター、スキャナーをお付けします」って・・・。 いや・・・別に、PCくれるにしても高すぎます。うちは稼ぎがひとりだけなので、無理です、と言うと、「じゃあ、月々50ユーロでOKです。今すぐ支払いをはじめるのが無理なら、支払いは一年後からでOK」。 いや、そう言われても無理です・・・と言うと、「家にテレビは何台ありますか?」。一台です。「でしたら、新しいテレビ、いかがですか? 28インチのテレビもお付けします」。いや、家具を今の24インチのテレビに合わして造ったので、28インチは置けません。「でしたら14インチにしましょう。代りにDVDプレイヤーをお付けします」。 いや・・・もう一台のテレビなんて置く場所ありませんから・・・。 「多分お2人で考える時間が必要ですね。少しの間お2人だけで考えて下さい」と夫と私と2人きりにされる。 2人で、何言ってんだ? こんな値段、誰が一体買うんだ? と呆れて話をしながら、横目で担当の人を見ていると、上司らしき人と話し合っていた。 その上司らしき人と帰ってきた担当の人にどう考えても無理です、と言うと、「でも、こんなスペシャルプライスで、しかもこんなに使えるものなのに・・・。今がチャンスなんです!」って、あっちも引き下がらない。って言うか、いくら凄いものでも、その値段は引いちゃうでしょう、普通。こっちも引き下がらないよ。 「では・・・更に電気ジープとスクーターをお付けします!!」とスクーターのカタログを見せられた。 いや・・・スクーターなんて置く場所全然ないですし、全然使いませんけど・・・。 「じゃあ、売ればいいんです!」 いや、でも、売る目的に物を買うつもりはありません。 結局最後には引き下がってくれて、約束の玩具を選んで持って行ってくれと言われる。 三輪車とか自転車とかあったけど、もう家にそれ系のものがいっぱいなので、玩具の英語のコンピュータをもらって帰ってきた。 子供、大喜び。 後でステに「ごめんね、こんなものだとは知らなかったから」と謝られた。 考えなかったの?? こういう電話セールスって、こういうもんだけど、普通。 私は最初からこうだと思っていたけど、子供が玩具もらえて喜んでいるから気にしてない。 それにしても、最初に言っていた50ユーロの割引券はどこへやら。もらえなかった。 玩具もらえたから、別に良いけど。子供、大のお気に入りだし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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