Katie's Diary

今日は3回目の結婚記念日です。
ダニーは　仕事がお昼過ぎからなので　のんびりコーヒー飲んだりしていました。
私はその間にカード書き。
このカード　ホルマークのお店で見つけたんだけど　まさしく私たち夫婦！　
ネコのカップルの漫画になっていて　奥さんネコがだんなさんネコがどんなにすばらしいかを韻を踏んだ文章で説明している本形式。
この奥さんネコ　どじで感情的で　車をぶつけて泣いてるところをだんなさんネコがよしよししたりしていたり　
朝起きられなくて眠い眼をこすっているところに　だんなさんネコがコーヒーを入れてカップに注いでくれたりと　
　　ま　　さ　　に　　こ　　れ　　は　　私。
　　(車もぶつけたし。大泣きして慰めてもらったし。)

自分のメッセージも書いて　ダニーに渡すと　ダニーは涙を流しながら大笑い。
｢これ僕たちじゃん！｣
2人で大笑いしながらも　本泣きになってしまいました。
というのもちょうどその時間に結婚式をしてたから。
｢今頃結婚式してたよねー」とかいいながら　抱き合ってちょっと泣きました。

本当にダニーと結婚してよかった。
私は気は強いし　そのくせ感情的だし　それまでの彼氏にはもてあまされることが多くて　
親も私も　｢これは結婚はムリだなぁ｣と思っていたのに　こんな私と結婚してくれただけでなく　
ダニーは本当に私の扱い方が良く分かっている。
こんなに気が強くて　すぐキーッとなる私相手に　この3年間でけんかはたったの3回。
絶対にダニーのおかげ。
わたしも親兄弟いわく　結婚してからちょっと落ち着いたらしい。
ぜーーーったいにダニーのおかげ。

私は午後は本屋さんに行ったり　ヨガに行ったりしてすごした。
ダニーの今日のスケジュール　うまく行けば夕方で終わり　下手すると夜中まで手術　という感じで
どうにも予定が立てられなかったので　ヨガ終わったら電話するね　ということにしておいたのでした。
それでヨガが終わって電話してみると　もう家にいた！
｢今日もう終わり？｣と聞くと　｢いや　わかんない。手術入ったら電話くる｣
ということで　大急ぎでディナーを食べに行きました。

2人ともお気に入りのイタリアンレストラン。
もんのすごく小さくて　家具はすべてプラスチックのパティオ用。
値段もすごく安いのに　激ウマなのです。
オーナーの方は　フィニックスシンフォニーのチェリストで　イタリアに留学中にお料理も習ったので　副業でこのレストランを経営してるとか。
パスタは自家製の生だし　スモークサーモンまで自家製。
そしてパスタはアルデンテ。
(アメリカではとても貴重)
そしてデザートがもう絶品。
Flourless　Chocolate　Cakeのバニラジェラート添えが私のお気に入り。

さて｢手術！｣の電話もなく　無事ディナーを食べ終え　デザートを待っていたときのこと。
ダニーはトイレに行っていなく　ひとりでテーブルに座ってると　隣のテーブルの様子がおかしい。
奥さんが　あきらかに怒っている。
だんなさんは一生懸命いろいろ話しかけてるんだけど　奥さんは水の入ったグラスをテーブルにたたきつけるように置いたり　もうとりつくしまがない感じ。
...そしてそのうち大声で　ののしりあいが始まったのです。
私はもう目がてん。
二人はお持ち帰りを待っていたようで　そのうち出来上がった料理を持って　二人でプンスカ怒りながら出て行きました。
一部始終を見逃したダニーに説明しながら　二人でおいしくデザートを食べたのですが　
いつもすごくこじんまりしてあったかい感じのお店に　もんのすごい緊張感がみなぎった5分間でした。
みんな息をひそめてたもん。
結婚記念日のお祝いのディナーなのに　なんでこんなことにと思ったけど　
｢私たちは仲良い夫婦でよかったね｣ってことで　ますますダニーへの感謝を感じました。

ディナーを食べに行くから　プレゼントはなしでってことにしたんだけど　家に帰ったらお花が買ってありました。
しかもお風呂上りには　マッサージのサービスまで。
うーん　極楽じゃ。

...というわけで　ほんとうにダニーと結婚してよかったと実感した　一日でした。