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Katie's Diary

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Katie0924

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February 28, 2005
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2月も最終日。
結構修論もすすんだし 大きな決断もして
3月は山場になりそう。
気合を入れて 頑張ろう。

-----------------------------

これを書いてる今 日本はもう3月の1日で
今日の夕方 妹が日本を発って アメリカにやってきます。

なんだか感慨深い。

ぎりぎりまで
「お姉ちゃんの電話番号教えて!」
なんてメールが来てて あわてて返信したところ。

みんなと一緒だからあんまり心配してないけど
あわてんぼうさんだからなぁ。
とんでもない忘れ物とかしてないといいけど。

それにしても 私も妹もとても幸運だと思う。

日本で働いていたとき 
どうしてもアメリカで勉強する夢があきらめられなくて
もう毎日つらくて仕方がなかった。

「きっと縁がないんだな。
 交換留学で1年行けただけでも良かったと思おう」
と一生懸命自分に言い聞かせても 
どうしても納得できなくて苦しかった。

両親が見かねて
「実家に帰ってらっしゃい。
 ダメならダメでどうにかなるから
 とにかく勉強して アメリカの大学院受けてみなさい」
といってくれて 都会の生活と 会社勤めでボロボロになっていた私は
ありがたく甘えさせてもらうことにして 実家に帰ったんだった。

自分で決めたことなのに 受験生も結構つらかった。
大学受験の時は まわりもいっせいに勉強してて
なんとなく何をすればいいかも分かりやすかったけど
アメリカの大学院受験なんて 
一体どうやって準備すればいいのかよく分からなくて
色々本を読んだりしてちょっとづつ準備を進めたけど 
果たしてこれで合ってるのかも分からなかった。
本当に暗い洞窟の中を 手探りで進んでいるような感じ。

でも不思議なことに いつも頑張って目を凝らすと
ずーっと遠くに かすかな光が見えるような気がしたもの。

くじけそうになると 必ず誰かが励ましてくれて
「もう今度こそダメだ」というときには 不思議と誰かが助けてくれた。

ほんとうに魔法のように 行く先々に暗い足元を照らすように 
ぽつんぽつんとろうそくが灯してあるようだった。
暗くて一人ぼっちで心細かったけど なぜか誰かがそばについて
「大丈夫だから 信じて進みなさい」といってくれてるような気がした。

夢に全く手が届かない気がしていたときもつらかったけど
「夢にもう少しで手が届きそうだけど しくじるかもしれない」
という状態もなかなかつらかった。
夢が自分にとって重要であるほど 失敗したときのショックが大きいことは経験済み。

両親は 「落ちたらまた来年頑張ればいいよ」と言ってくれたけど
「こんなに頑張って こんなに全力を注いでダメなら もう一生ダメだろうなぁ」
と思って なんだかがけっぷち気分だった。 

第一志望から合格結果が届いたときには 夢じゃないかと思って呆然としてしまったんだけど
お母さんが 「よかったねぇー」といいながら ワンワン泣き出して
ようやくわれに返って 私もワンワン泣き出して 二人で抱き合って泣いた。

そこからは本当にあっという間で めぐるましく準備をして あっという間にアメリカへ発つ日になった。

「2年たって 修士号を取ったら帰って来るからね」というと お母さんに

「あなたはきっと帰ってこないわ。
 お母さん あなたが交換留学でアメリカに行ってた時の笑顔の写真が忘れられないの。
 そばにいられないのは寂しいけど あなたが幸せなのが一番大切なことだから。
 だから アメリカにずーっといたいと思ったら お父さんもお母さんも反対しないから」

といわれて 私は心から驚いた。
本当に日本に帰ってくる気だったから。

でもダニーに出会って 結婚することになって お母さんの予言はホントになってしまった。

自分のしたい勉強をして したい仕事をして 
愛する人と一緒にいることができる私の人生は とても幸せだと思うけど 
ときどき 全部日本でできたらもっと幸せだったろうなと思うことがある。
家族が大好きだから そばにいられなくて寂しいし 親不幸だなと思って時々悲しくなる。
留学を反対されたり 国際結婚を反対されたりする人も多いのに 
こんなにのびのび好きなことをさせてもらって 
心から応援してくれる両親を持って 本当に幸せなんだから 
あまり多くを望むとバチが当たるな。

アメリカは 思うほど自由でもないし チャンスにあふれているわけでもないけれど 時々奇跡が起こる。
思いがけない人生が 目の前にバーッと一気に広がることがある。
予想もしなかった展開に 戸惑ったり 不安に思うこともあるけど 
そんなときに思い出すのは あの苦しかった日々と 暗闇の中にいた日々。
あれをくぐりぬけたんだから きっと大丈夫という自信になった。
今も不安の真っ只中だけど 出口はもうすぐそこだし
支えてくれる人も何人もいる。
自分を信じて まっすぐ進もう。

妹はどんな人生を歩むんだろう。
たくさん挑戦して たくさん泣いて 一回りも二回りも大きくなる1年であるといいなと思う。
...なんだか 妹も日本に帰らない気がしてならない姉なのですが
さてどうなることやら。





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Last updated  March 1, 2005 03:08:10 PM
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