田中将大のこと。
ファン感謝祭も終わり、契約更改の季節。いつもと同じ風景だ、と思っていたら、衝撃のニュースが。田中将大がイーグルスを退団し、自由契約になるという。自ら、動画でそのことを公表し、「居場所がない」というコメントが新聞の見出しに踊りました。そして、この件について、楽天野球団に対する批判、田中将大に対する批判がSNSに飛び交いました。2013年の日本シリーズ初制覇。田中なくしてはありえませんでしたあの年のドラマはまさに田中が主役となって展開されました。24勝0敗のシーズン。優勝を決めたマウンドには田中が立っていたし、シリーズでは前日に160球を投げて、7戦目は最後の投手として見事に抑えました。こんなドラマがあるのか、と夢を見るような気持ちでした。まさに不世出の投手。メジャーで活躍し、戻ってきたのはイーグルス。しかし、肘の手術もあり、以前のような活躍する姿を見ることはできませんでした。登板機会が減り、最高年俸はみるみるうちに減額。日米通算200勝まであと3勝というところで足踏みしている田中に対し、もう終わりか、いやきっと復活する、といういろいろな見方があったでしょう。今季登板したのは1試合。9月28日のオリックス戦。CS進出がかかる大事な試合でしたが、4失点で負け投手に。結果的に、これがイーグルスでの最後の登板となりました。SNSをはじめとした世の中は、誰をを悪者にしたがります。私は球団も田中もどちらが悪いということはないと思います。ただ、こういう状況になったことが悲しい。漠然と田中は200勝をイーグルスで達成し、また、選手としての人生をイーグルスで終えるのだろう、と思っていました。突如訪れた喪失感に困惑している私がいます。はじめは自由契約なのだから、イーグルスと再契約を結ぶ道もあるのではないか、と考えていましたが、その可能性はないようです。移籍先としては、ヤクルトの名前が上がっています。ヤクルトのヘッドコーチはイーグルス時代の盟友、嶋基宏。ヤクルトに行くならそれもいいでしょう。できれば同じリーグで戦う試合はあまり見たくありません。新天地で200勝を達成するのはちょっと寂しいけれど、そのときには心からのおめでとうを言いたい、と思います。*************************************************今日はこの寒いのにゴルフに行ってきました。寒かったけど、きれいな虹が。虹を見ると不思議と心が踊ります。なにかいいことがあるでしょうか。*************************************************もし、よろしかったらクリックを…。にほんブログ村