2013/12/16(月)22:38
ポスティングはどうなるのか。
今日,プロ野球の実行委員会で新たなポスティング制度が承認されたようです。
楽天野球団は,これに反対しましたが,結局多数決で決まりました。
これで,新しい制度は発効し,田中のメジャー行は可能となったわけですが,
難しいのは球団の判断。
20億円という入札上限額が低いと行っていただけに,簡単にポスティングに踏み切るかどうか。
立花社長は田中との会談で意思確認をしたうえで協議と言っていますが,おそらくその中では
慰留というプロセスもあるはず。
スポニチによると,
ある関係者は「今年よりも来年容認したほうが、得策という意見が出ている」と明かした。
新移籍制度の有効期限は3年。1年待っても20億円の上限に変わりはなく、田中が残留した場合のメリットのほうが大きいとの判断だ。今季レギュラーシーズンで24勝0敗1セーブ。数々の連勝記録を塗り替えたエースはグラウンドだけではなく、観客動員やグッズ収入などでも多大な貢献度があった。球団は4億円から大幅増となる来季年俸を支払っても、上限の2000万ドルに匹敵する価値はあると試算している。田中は順調に行けば15年に海外フリーエージェント(FA)権を取得。来年は取得の前年となり、理想的と言える。
まぁ,確かにそうなんだけど,ひっかかるんですよね。
記事にはこういうことも書いてあります。
早ければ17日にも行われる会談。田中のメジャー挑戦への熱意が球団にどこまで伝わるか。今オフの移籍を容認しなければ田中のモチベーションに影響し、球団は世間から批判を受けることにもなりかねない。1年延期案も含めて話し合われ、エースの去就が決まる。
そうなんですよね。
球団が孤立して,田中との関係も悪化。
無理に残留したとしても,田中のモチベーションがどうなるか。
ファンは田中にどのように声援を送ればよいのか…。
球団はここで田中を手放すと大きな損失が。
一方で,ここまでチームに貢献し,創設初の日本一に大きく貢献したエースの気持ちはどうなるのか。
これは悩ましい。
一体,田中と球団の間でどのような話し合いがなされるのか,どのような結論に至るのか,
ファンは見守るしかありませんが,双方にとって,少しでもいい結論がでることを期待しています。
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