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カテゴリ:EAGLES関係
河北新報に新コーチの横顔が連載されています。
その中で注目したのは小谷野コーチ。 もちろん,現役を引退したばかりでコーチとしての力量は未知数ですが, 現役当時からパニック障害に悩まされていたとのこと。 これは知りませんでした。 日本ハム時代の06年夏にめまいや吐き気を繰り返し、「パニック障害」と診断された。プレーはおろか、部屋からも出られなかった。「小さい頃から人前に出るのが得意ではなかった。野球では自分に自信があったが、小さな我慢が積み重なり、一気に噴き出してしまった」(河北新報) しかし,それだけに, 「弱い部分を含めて常に自己分析すれば、相手の狙いが読める。大事な場面で冷静になれる」「これも個性と思えるようになった。何でも前向きに取り組めるようになった」(同上) というコメントに重さを感じます。 そういう経験が指導者としてのキャリアに生きてくるような気がします。 ぜひ,選手の気持ちが分かるコーチになってほしいと思います。 もう一人は,伊藤智仁コーチ。 かつて高速スライダーで一世を風靡した投手です。 16奪三振で負け投手になったというエピソードも有名ですが, やはり何と言っても登板過多で投手人生が短命に終わったことが印象に残っています。 調べてみたら2ヶ月半で1,733球はさすがに多い。 まさに,記録ではなく記憶に残る選手。 鞭のようにしなるフォームから繰り出る伸びのある真っすぐと, スライダー。 大きく水平に曲がる軌道は今見ても新鮮です。 コーチとして臨む来季に向け, 東北楽天の若い投手陣を見て「真っすぐが速い投手が多い。ただ変化球はまだ物足りない」と直感した。自身は高速スライダーが代名詞だっただけに、変化球の技術指導にも信念がある。「ストライクをいつでも取れる球種、勝負球になる球種をそれぞれ二つ持たせたい」(同上) と語る伊藤コーチ。 ぜひ,武器になる変化球をさずけてください。 岸、則本のダブルエースに続く先発陣の強化が喫緊の課題だ。「池田、古川、近藤、藤平、近藤あたりが台頭しないことには、投手陣の未来は明るくない」と危機感を抱く。 おとなしい性格の若手が多いと見抜き「『岸さん、則本さん少し楽してくださいよ』とエースの座に殴り込みをかけるくらいの気持ちを持ってほしい」とハッパをかける。(同上) そうです。そうなんです。 そこが一番の課題です。 若手が伸びないチームなんです。 ぜひ,何とかしてください。 そして,若い投手が一日でも長く一線で活躍できるように,自らの経験も踏まえて, 厳しいご指導を。 もし、よろしかったらクリックを…。 ![]() にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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