船橋一号。
踏み切りの名前です。日本を守ってくれそうなロボの名前っぽくて、かっこよくないですか(笑)!?…以前、千葉に行って話を書くなどと言っていましたが、時間がたちすぎたのと、オチがうまくつかないっぽいので断念いたしました(笑)。代替として、昨日船橋に行った話を書きます。 無駄に長いので、時間のない方は読まないほうが賢明ですぅ(*`Д´)=○)Д゜) ´Д゜)・;'テストのヤヴァイのが一つ終わったので、私は気が抜けてしまい、お買い物をしようと電車に乗ってふらふら彷徨っていました。……だって、ここ数日間毎日10時間ぐらいずつ勉強してたんですもの…・。゜・(ノД`)・゜・。で、船橋に超でかい100円ショップがあるのを思い出し、『衝動買いしたってバリOKじゃない~?』というむなしい動機で、超久しぶりに船橋へと向かいました。ビル全体が100円ショップで、見てるだけでもウキウキv ←ここよりもっと大きい100円ショップが関東圏にあったら、ゼヒ教えてくださいまし~(*´∀`人)!!ここで、船橋について説明します。←大きなお世話ですか(笑)!?船橋は千葉県にあり、三路線が集まる交通の要所です。JR総武線(快速・緩行)、東武野田線、京成本線が通っています。むさぴょん子的には『西船橋のとなりの駅』という認識で(爆)、『超近いじゃん!』という意識です。……ちなみに武蔵野線から近ければ、何でも『近い』と発言します(笑)。さすがに京王線府中駅は許せませんがネっ☆ ←こんなギャグ、誰が解ってくれるのか…(^_^;)。ちなみに三路線とも微妙に駅を離して立ててます。…っていうか京成船橋駅が絶妙に遠い(笑)。利用客はさすがに乗換客が多く、千葉県内では最も多い部類で、JRだけで見ても『千葉駅』より多いです。…さりげなく柏駅のほうが多かったりしますが…。大丈夫か、県庁所在地Σ(・0・;)!! 西船橋、津田沼もさりげなく上だし(爆)!! (JR東日本さんのHPにある『乗車人員ベスト100(2003年度)』よりv)この三路線のうち、唯一高架になっていないのは京成線です。そして、京成船橋駅のすぐとなりは大きな踏切があります。武蔵野使いの私としてはJRで降り、そして、この踏切を渡って100円ショップに行くのです。 この踏切が私のとてもお気に入りなポイントです。電車が来ると、ヒモみたいな遮断機がスルスルと下りてきます。で、そのヒモと電車との隙間が少なすぎる(笑)!コンクリの上をものすごい音を立てながら電車が走り抜け、手を伸ばせば触れてしまいそうなほど近いその迫力が大好きなんです(*^▽^*)!!黒光りのする赤茶色の車輪が低音の地鳴りをたてて目の前を通過し、駅に停車するために顔を出している車掌さんは私のはるか頭上(笑)。…そんな雰囲気がとっても好きですv 一度しか体験したことないですけれど、スカイライナーちゃんが通過するときなんて、吸い込まれちゃいそうですよんっ(*´∀`人)v ←轢かれるだろッ!!…で、昨日も『踏み切りラヴラヴっv』とか思いながらテコテコJR船橋駅から歩いていきました。そして、踏み切りにたどり着いたところ… 『……Σ(・0・;)!!!』私はその光景に息をのみました……。二本あったはずの線路が、一つきれいになくなってしまっていたのです!!車掌様の後ろ姿が拝めるので気に入っている上り線の線路がどこにも見当たりません!むさぴょん子は『うぉう!』と驚いて、口がパクリと開いてしまいました…(笑)。 見上げると、そこには巨大な建造物が影を落としていました。 『高架』。 ……そっか、京成も高架になっちゃうんだ……。予期していなかった出来事に、驚いたのと同時に、悲しみに似た閉塞感が私を襲ってきました。 ……なんだろう、この閉塞感は……?買い物を終えて、私はJR船橋駅に行くため、京成船橋駅との間にある新しいエスカレーターに乗っていました。辺りはすっかり暗闇になってしまっています。そして、下りのエスカレーターに乗りながら、どんどん工事が進む京成船橋駅を見つめていました。 (そういえば、こんなエスカレーターなんて数年前までなかったような……?)…そこまで思って、ハッと気がつきました。 私は何かが失われていくということに恐怖心を抱いているのです。…言い換えれば、『変化する』ということに対して、極度の恐れを持っていることに気がついたのです。 私が数年前に見た船橋はこんなんじゃなかった。……そんなこと言ったら私の地元の駅だって、数年前の私が見たら驚くはずだわ。10年前っていったらもっと……。 あ、船橋って本当は海が近いから『船橋』だったんだっけ? じゃ、そんな時代は私の見た建物は影も形もないわね。……じゃ、江戸時代とかだったら、ここにある道もないってこと……? じゃあ、もっと前はどうなるの? 私のいる場所を何をたよりとして認識すればいいの? ……建物もない、道もない、陸もない、地球もない、…え…え…ちょ、ちょっとまってよッ!! 私の頭の中はガンガン過去へと加速し続け、一瞬のうちに暗い宇宙の果てにほうり出されました。 それは、未来をたどっていっても全く同じことになりました。 じゃあ、いったい私達は何をよりどころとして生きればいいのよッ!!??…私は頭の中で『永遠に変わらないもの』を探そうとして、それは存在しないことに気づきました。私の頭の中では全てが、未来でも過去でも、生まれては死んでいきました。作られては死んでいきました。それは私にとって、『よりどころとするもの』がないことだったのです。それは言い換えると『心の支えとして、人生の目標をとして、かかげる絶対的なもの(もしくは自分のポジションを決めるための座標)』です。 例えば、好きな人がいて、好きな人に一生尽くしたとします。 …その好きな人が死んでしまったらどうなりますか。 例えば、鉄道が好きで、鉄道に一生をささげたとします。 …でも、鉄道は長い目で見ればいつかはなくなるでしょう。 例えば、地球環境を守ろうと、活動を続けたとします。 …あと、50億年もすれば地球は太陽に飲み込まれます。あっはっは。まいったなぁ、究極的に言っちゃえば、生きることに意味を持たせることは出来ないじゃん(笑)。…そうか、だから昔の人は(今の人もだけど)、生きる意味を確固としたものにするために『神』という概念を作ったんだ。絶対的な座標である『神』を想定すれば、たとえ宇宙がなくなったとしても、よりどころを『神』にしておけば「わたしは人生を神につくしました」って言えばオッケーだもんネ。←誰が宇宙がなくなってから言うんですか(笑)!?ん~と、分けわかんないので具体的に言うと、 Q.はさみは何のためにありますか? A.紙を切るためです。これは人間から見た答えよね。…だって、はさみちゃんから見れば『僕は紙を切るためだけに生きてるんぢゃないやい!!』って感じだもんね。もしかしたら、一緒に鉛筆立てに入っている赤鉛筆ちゃんに尽くすのがはさみちゃんにとっての『自分は何のためにあるのか』かもしれないもんね。でも、これじゃあ他を納得させる答えにならないよねぇ。……つまり、『何のために存在するのか』というのは、普段の私たちは無意識のうちに、人間を絶対的な座標としてみてる。だから、その点からはさみを見れば『紙を切るため』という方向性、ベクトルがはっきりと見えてくる。そういうわけで、よく哲学的な命題にされる『人間は何のために存在するのか』という問題は、答えの出しようがない。だって、原点0から原点0を見たってベクトル0にしかならないもん。…方向性の打ち出しようがないじゃない?でも、それじゃ、人間は不安だったから、他の絶対的な座標をとりあえず仮定した。 それが『人生のよりどころとして』『永遠に変わらないもの』である『神』ね。宗教は、私が持っているような『変化する』こと(人間で究極の変化は死)に対する恐怖を少しでもやわらげるために、作られたんだ…。 でも、むさぴょん子は理系だからこれぢゃあ納得できません。 とりあえず、神様抜きでよりどころを思考してみるレ! むさぴょん子にとって人生のよりどころって何だろ? 寄りかかるものがないってわかっちゃったら、なんだか不安になってきちゃったよ…(ToT)。 じゃ、某宗教団体みたいに『己こそ己のよるべ』みたいなことにしておくか~(一部大ウケ狙い)。 …っていうかさ~、人間なんて2年もあれば全ての物質が入れ替わっちゃうんじゃん!! だめぢゃん(笑)!! 宇宙だって最終的には完全に何にも起きない状態までに拡散しちゃうか、圧縮が始まっちゃうかじゃない?…というわけで、むさぴょん子の脳では『科学的に神に置き換わるもの』を探しましたが見つかりませんでした。まぁ、今まで誰もわかんなかったんだから順当やね~(爆)。でも、宇宙レベルまでいっちゃうとさすがに無理だけど、地球生命体ぐらいまでレベル落とせば知ってるよ♪自分は、生物と人間を心のよりどころとして生きてるんだっ♪ 地球の上でね。んで、生物としてはジーンを、人間としてはミームを残すために生きてるんだっ♪ ↑こういうことが分っていても、船橋一号がなくなるくらいで、死を連想して恐れおののいているんですが…_| ̄|○ なんのことやら~、な感じですけど…この話はE28むさぴょんとのお別れの話の続編に書こうと思っていまふんでvで、結局、悲しみに似た閉塞感の原因は、物事が移り変わることに対する恐怖と、何も絶対的なものがないので自分が安心寄り添えるものがないということにびびっているということでした。うむ。そうにちがいあるまい(謎)。と、そんなことをウダウダ考えつつ、JR船橋駅の1・2番線ホームに立ち、『うひょ~! 電車電車!!』とあちこちを眺めていました、っていうか今まで色々考えていたこと全く頭から吹っ飛んでるんですが…(笑)。 そのとき、 ひぅほッ!と、悲しげな音が私の耳をツーンと抜けていきました。ハッとして振り返ると、3番線をクリーム色の赤いラインの入った列車が駆け抜けて行きました。 … 『回送』 『クハ183-…』 『あやめ』 …な~んだ、あやめちゃんの警笛だったのかぁ…(*^▽^*)。 ……ん? ……ん? …そんなこと言ったらあなただって長く生きることは… ねぇ、あやめちゃん? 何のために生きているの? 死ぬのは怖くないの? みなさんは、 何を心のよりどころとして生きていますか?