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カテゴリ:あんなこと、こんなこと
大学時代に5つか6つ年上の友人がいた。
彼女が洋服にはまったくお金をかけず、いつも1000円のよれよれのTシャツやらいつ買ったのかわかんないような古ぼけた靴やジーンズをはいたりしてた。 そんな彼女はいつも新しい時計を身につけていて(私は興味がないのでまったくわからない)、この前のはなんとかというブランド、今日のはなんとか、昨日なんとかの200万の買ったの・・・という感じ。 その当時は「そんなお金があるのなら、もう少しまともな格好をすればいいのにな…。27,8にもなってこの格好って無いと思うけど…」とひそかに考えていた。 最近になってわかってきたわ。←遅いってか? 要するに金がないわけではない。ある特定のものにしかお金をかけたくないわけだ。 同じことが私にもいえる。ってか、きっと誰にでもいえるのだろう。 先日5700円のサンダルを買うのに悩んでいたが(結局買ってないのだけど)、他人からはguの1000円ジーンズでいいでしょ?と言われるだろうけど、やっぱり好きなメーカーの1万2万のジーンズを買ってしまう…。でもサンダルには5000円もかけたくない。サンダルだったら2900円で十分なのだ、私には。 ただの石じゃん!といわれようと、5000円で満足できるバングルが手に入るとは思っていないので1万2万払ってバングルを買うわけだ。 言い換えると「こだわり」ってことになるのかしら・・・? お金が十分にあるのなら、そりゃあサンダルだって3万くらいのを買っちゃうし、好きなジーンズだってもっと高くていつもは買えないのを買っちゃう。バングルだって5,6万くらいのがほしい。 でも、ふと考えると、おそらくお金があっても10万のサンダルはいらないし、50万のバングルも買わないだろう。要するにほしいものって「高いもの」ではなく「気に入るもの」かどうかだよね(笑)。根が貧乏性なのか、不思議に100万のバングルを見ても心がときめかない(爆)。たぶんビンテージの30万のジーンズを見ても「いらないや」って思うだろう(笑)。 みんなそれぞれお金を払う「価値」があると思える対象が違うということ。大学時代にはそれがまだ理解できなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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