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テーマ:最近観た映画。(40605)
カテゴリ:邦画
先日、休みの日にたまには身体を動かすかと公園で散歩。あ、こんなところに鉄棒が。懸垂なんて十数年ぶりか、とぶらさがり…まるで懸垂できないどころか、普段使わぬ筋がビキビキと伸びる感覚に戦慄。
堤真一演じる主人公はサラリーマン。出世も順調。郊外のマイホームには妻と娘。帰路にはバス亭に並ぶくたびれた同輩を尻目に奥さんが迎えにくる車に乗り込む。時には今時珍しい素直でかわいい娘も一緒に迎えに来てくれる。そんな日々が突然変わる。 愛娘が殴られ、入院させられた。カラオケボックスで他校生とのトラブル。相手は政治家の息子でボクシングではインターハイ連覇の高校生・石原(演じるは須藤元気)。相手の通う学校の教師も政治家の意向通りにことを荒立てず、事実を曲げて「単なる痴話げんか」「娘さんの将来に傷がつきますよ」と慇懃無礼にことをおさめんとする。相手は権力と暴力に守られ、札束を渡して解決とまるでなめきった態度。怯んでしまった自分へのいらだちをつい妻と娘にぶつけてしまい、娘からも拒絶されてしまう。包丁を隠して相手の学校に殴り込んだつもりが、間違った高校へ。そこで出会った高校生達が相手との対決のサポートを申し出る。在日のスンシン(岡田准一)に体力づくりから鍛えられる一夏…。 リーマンとして、この映画序盤のバテバテの堤に自然と自分が重なります。我が身を振り返るにモチベーションになる妻子もなし。うーむ。 ロープをするすると腕力で上ってしまう岡田准一にはやっぱ若いよなぁと感服(いや、自分が中高生の時分、あれができたかは別問題だが)と体力面でいろいろ考えさせられる映画であった。 不良性感度は薄味ながらも東映らしい映画でもある。 なお、須藤元気の役作りにKID山本が入っているように見えたのは気のせいか。 本日、新宿シアターアプルで観る。数日のみの上映でチケットショップで100円でした。 一夏鍛えずとも参加しております。人気blogランキングへ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月09日 12時06分07秒
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