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カテゴリ:読書
雑誌「不思議ナックルズ」七号を買う。実話系雑誌の増刊号でタイトル通り、心霊系のネタにこの手の雑誌得意の犯罪ネタなど。個人的には実話怪談絡みが読みたくて買う。今号ではあの霧島ケイ、加門七海の体験で知られる三角屋敷の検証や小池壮彦の山の上のホテル追加取材といったあたりの記事が目当て。怪談、心霊写真などもある。
この手の雑誌は同じネタが手を変え、品を変えグルグル回っている感があるが、ここでも別誌で読んだ養父母を虐待した娘の一家が養母の「お前ら七代祟ってやる」との今際の際の叫び通り、十一人が次々死亡する事件が漫画化。絵で見せられるとまたぞっとさせられるのは確か。 心霊以外の殺人事件ネタでは名古屋妊婦切り裂き事件(88年、妊婦を殺害、胎児を取出し、電話機・キーホルダー・洗剤を腹中に詰めた事件。時効成立…)、04年の加古川七人連続殺人(一夜に親類・隣人を襲い、自宅に放火。芦屋道満伝説の地とは知らなかった)と新潮45などでもルポがあった定番事件。 だが、六十年前の女祈祷師妊婦解体殺人事件は知らなかった。女祈祷師が家族と祈祷を重ねるうちに従姉妹を解体という事件。警察が犯人を市中引き回しにしたり、犯人が精神鑑定で半年ほどで釈放され預けられた先で…など事件の後日談も含め、すごい話だ。 笑えるのは都市伝説の定番ミミズバーガーに関し、実際に作った記事。ただし、釣りのエサ用が食材で結果は…。 ミリオン出版刊。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月13日 21時27分41秒
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