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カテゴリ:洋画
アレクサンドル・アジャ監督によるフランス産スプラッター映画。
勉強に集中できる環境をと親友アレックス(マイウェン)の実家に滞在にきたマリー(セシル・ドゥ・フランス)。その家は農園地帯の一軒家でアレックスの両親と幼い弟が暮らす。畑に囲まれ、近くに家もない。到着した夜、小型トラックを乗り付けた男が突然ドアのベルを鳴らす。応対に出た父親を手にかけた男(フィリップ・ナオン)は次々と家族を殺害し、アレックスを拘束。とっさに身を隠したマリーだが…。 殺人鬼対女性というシンプルな構造で話は進展。残虐なシーンを垣間見させられつつ、いかに身を隠し続け、そして難を逃れるか、観る者をヒロインの視点に同化させる。おそらく浴びるようにホラー映画を観て育ったであろう監督(脚本も共同執筆)だが、終盤、話をひねろうとしたことでこれまでの興自体が観る者としては削がれてしまうのが難点。シンプルかつオーソドックスな王道をば最後まで愚直に撤することができなかったのは才気の不幸か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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TBありがとうございました!
まさに、おっしゃるとおりですね。 (2007年05月03日 00時58分49秒) |
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