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読書

2009年03月01日
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カテゴリ:読書
昨日、古書店で購入して即読了。明治四十四年生まれの挿絵画家が自身の人生を語る。

背表紙をみた時にはその名にぴんとこなかったが、ぱらぱらと中をみると、そうそうたる時代小説家の名が。副題が「日本の時代小説を描いた男」なのだが、この方、直木三十五、山手樹一郎、野村胡堂、海音寺潮五郎、池波正太郎、村上元三、司馬遼太郎などそうそうたる作家と仕事をしている。自分は雑誌ではなく、文庫が主なのでそんなに挿絵と接しているわけではないけれども、池波正太郎『剣客商売』の文庫表紙の絵がこの人。となると高校生時代から名は覚えてなくとも作品は目にしていたことになります。三男が作家・逢坂剛とも初めて知る。

明治生まれの方の話ということで、随所にへー、という点が。子供の頃は尾上松之助ファンでその似顔ばかり書いていて、映画館ではちゃんばらのシーンでそこ斬れとか突いてしまえと怒鳴って、姉たちが映画館へ連れていくのを嫌がったなんて、松之助映画の大流行なんて映画史の知識としては頭にあってもそれを実際に楽しんだ体験談なんてそうは読めない。そして最初は映画館の看板屋になりたいと看板屋で十五歳で働きはじめるも、映画館の看板が日本画風から油絵風に変わり、これまでは日本画家になれなかった人が転身したのが、洋画家になれなかった人が転身するようになったというのも初耳でした。

そして看板屋に見切りをつけて挿絵画家・小田富弥に入門。この人の師が北野恒富、その師が稲野年恒、さらにその師が月岡芳年、その師匠が歌川国芳というのにもびっくり。どうしても江戸と明治、大正って頭の中できっちり、時代区分しちゃうけど、当然、人と人のつながりは途絶えぬわけで、浮世絵の直系が時代小説の挿絵に流れ込んでいるとは思わなんだ。

もちろん、作家達とのちょっとしたエピソード、作画上のあれこれなども興味深く拝読。中にはちょっとした味のある怪談話まで三つほどあったりで実話怪談好きとしても収穫でした。

そして何よりびっくりしたのがこの方の最新の仕事。新書に収録された数々の絵を眺めるうちに、あれ、最近もこの人の作品、観てない?と確認すると、現在、朝日新聞朝刊に連載中の乙川優三郎『麗しき花実』の画がこの中一弥さんなのでした!御年九十八歳で新聞連載に挿絵。脱帽であります。集英社新書。









最終更新日  2009年04月10日 16時23分20秒
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2007年06月09日
カテゴリ:読書
JR西日暮里駅ホームで飲み物を買おうと自販機に歩み寄ったらなんと文庫本の自販機でした。

仕組みはよくあるパンの自販機と同じ模様。写真のように新刊ばかりでなく、『半落ち』なども売っていたので、このラインナップが一般向けの売れ筋と判断されているということか。






最終更新日  2007年09月07日 11時59分51秒
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2007年05月17日
カテゴリ:読書
最近再読した一冊。

映画ともなった明治三十五年の八甲田山雪中行軍。一泊二日の行程だった青森歩兵第五連隊第二大隊は210人中199人が凍死。一方、ほぼ同時期に弘前から十日余りの行軍を行なった福島泰蔵大尉率いる弘前歩兵第三十一連隊の38人は死者を出すことなく八甲田山を踏破して無事帰還する。

なぜ、同時期の八甲田山中でかくも明暗が分かれたか。著者は福島大尉の甥にあたり、遺された資料から福島の生涯を紹介し、その問いに答える。

福島大尉は薩長閥出身ではないが、地理学を学び、身につけた製図技術(当時は国内の地図も整備されておらず、福島は陸軍参謀本部直属の陸地測量部地形課で全国要地の地図作製に従事した時期も)などで頭角を表し、予想される対ロシア戦へ向けて戦史やさまざまな研究を重ねていた。八甲田山踏破もその目的のために前年には夏期に同ルートを踏破するなど入念に準備されたものだった。

行軍にあたっても対ロシア戦時の山岳積雪地での作戦行動を想定していた福島は所持品に至るまで事前に細かな指示を徹底。水筒の水に少量のブランデーを加えて凍結を防ぐことや凍傷防止のために小便は最後の一滴まで十分に絞り、風に向かっての放尿は絶対に避けること、雪に直接腰をおろさぬための桐油紙の所持まで指示していた。

また両隊指揮官の指導力にも危地において差が出た。雪中、道に迷い前夜の露営地に戻っていた青森隊は山口少佐が「各自、勝手ニ進退すべし」とぎりぎりの決断で自由行動を各自にとらせ、またその後もさまよう兵卒の指揮官的立場にいた神成大尉は「天は我を見放したか!」と呻き、露営地に引き返し、全員枕を並べて死のうではないかと嘆息。それを聞いた兵卒は一様に気力を失ったと生存者は語る。

一方、福島は八甲田山にいよいよ踏み込む段に「これからがいよいよ、われわれの正念場である」と訓示し、雪中露営を止むなく実施することとなっても「吾人若シ天ニ抗スル気力ナクンバ、天ハ必ズ吾人ヲ亡サン。諸子夫レ天ニ勝テヨ」と激励の訓示を行なっていた。この一事をもっても部隊の明暗を何が分けたかが示されている。

だが、青森連隊の遭難は軍人の理想像とすべく美化(勅使が派遣され、遭難者は戦死者と同じ扱いで靖国神社に合祀し、遭難について箝口令が出されて新聞紙面から消える)される反面、福島隊の業績は軍の内部資料にとどめて秘匿されてしまう。

なお、映画と史実の相違点では両部隊は互いの出発を知らず、雪中行軍のさなかも遭難現場でいきあうことはなかった。

福島大尉はのちに日露戦争に従軍。明治三十八年、『坂の上の雲』でも描かれた黒溝台付近の会戦で落命している。日清戦争や台湾守備隊勤務も経ており、まさに日露戦争へ突き進んだ明治日本帝国陸軍を象徴するかのような生涯といえる。文春文庫、1990年刊。






最終更新日  2007年09月07日 12時29分26秒
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2007年03月29日
カテゴリ:読書
図書館で書名のインパクトだけで手に取る。

どうせ大戦中に日本が開発した超兵器の重爆撃機に聖徳太子と命名したとかいう架空戦記ものだろう、と思いきや、本当に聖徳太子の話だった。

小野妹子が遣隋使として持っていった「日出ずるところの天子、日没するところの天子に書を致す」。当時の大帝国・隋の煬帝に対するこの文面は聖徳太子の宣戦布告だった…。中国を統一したことで、琉球や高句麗と周囲に侵略をしかける隋に対し、高句麗や隋内の反対勢力を支援して戦いを挑んでいたのが聖徳太子だったという斬新な解釈。

最近では史上不在の人物説まで出るのも実は大陸で工作にいそしんでいたから。物語は内容を知らずにこの国書を持たされたり、対隋工作や戦闘に太子により、引き回される小野妹子の視点から描かれる。皇帝自身が率いる数十万を相手にしての遼東城の攻防戦などは迫力十分。本書、隋書、日本書記などの記述を踏まえて展開しながら本当に書名どおりのことを太子がやってしまったりする。それでいて当時の世界情勢などをとらえる著者の史的な眼は確か。

何よりぶっ飛んでるのは太子のキャラ設定。

口癖が「うるさいうるさいうるさぁいよぉぉぉぉおっつ」。耳が聡いので他人の秘密を握り、強請り、自分の思うように操る。決め台詞は「憲法第○条を言え」。でもって、「十七条憲法その三、曰く『詔を承りては必ず謹め』簡単に言うと僕の命令に絶対従え」てなことを相手が隋の人間でも言い放つ。このキャラの立て方はどこかでと思いきや、聖徳太子が「無駄無駄無駄無駄無駄無駄むだぁぁぁぁぁぁぁっ」と絶叫していたり。まさにJOJO風。これはあたりの一冊。ハルキノベルス、2004年刊。この本の前には『諸葛孔明対卑弥呼』なんて作品も。これも読みたいなぁ。









最終更新日  2007年09月07日 12時33分33秒
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2007年02月10日
カテゴリ:読書
大河ドラマにあわせて、そういえば山本勘介が出てくる忍法帖はなかったっけと手持ちの本から再読。

上洛の途上、三方が原に家康を破った信玄だが病没。「わが歿後三年間は喪を秘せ」との遺言の通り、七人の影武者を立てる。徳川方は信玄の生死を伊賀忍者九人に探らせる。

武田方、この策略の指揮をとるのが川中島の決戦以来、実は姿を隠して生きていた山本勘介。その手足となるのは真田源五郎(昌幸、幸村兄弟の父。まだ幼い二人も登場)と忍者の猿飛天兵衛と霧隠地兵衛。

探りを入れ、信玄の命を奪わんとする伊賀忍者との攻防の反復が基本パターンだが、そこへさまざまな人物が絡んでくる。足利義昭の密使。信玄と交友のあった剣聖上泉伊勢守。北条家の使者として風魔一族。武田家金山奉行大蔵藤十郎、忍法帖読者には馴染み深い後の大久保長安も出てくる(後年の怪人ぶりに比べ、本作では伊賀忍者に手玉にとられるのがおかしい)。

逆に攻守ところを変え、武田方が忍者を使った策略を徳川に仕掛け、その対象が家康正室築山御前と長男信康、この時の結果が後の信康切腹、築山殿暗殺につながるなんて展開も。

忍者の技の数々も奇想あふれる。淫楽の極みで息絶えた男女の血を塗っての「煩悩鐘」。数百条の不可視の糸とその先の銀の鉤で人を操る「鵜飼」など。その他、「春水雛」、「時よどみ」、「陰陽転」などその名も怪しい技ばかり。

冒頭の三方が原の戦いにはじまり、最後は武田勝頼があの武田家凋落を決定づける長篠の戦いに出陣していくところで終わる。すでに読者は武田家滅亡という結果を知りながら手にとっているわけだが、書中でも幾度かその最後の様が折り込まれ、基旋律となっている。

写真は佐伯俊夫のカバーイラスト。信玄の影武者達とこれは武田方の忍者の技をかけられた家康の侍女。周囲を飛びかうこの蛾の出所は…。

かつての角川文庫版はこの人のイラストで統一。忍法帖、辻村ジュサブローによる人形や天野イラスト、最近ではせがわまさきが表紙を飾ったりするが、やはりこのあやしい絵である。






最終更新日  2007年05月01日 17時20分06秒
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2007年01月26日
カテゴリ:読書
ここ数日の通勤本は『快楽亭ブラックの放送禁止落語大全2』。実際に寄席で聞いたことはないが、確かに創価学会などの宗教ネタや皇室ネタ、下ネタなどのオンパレードで書名に偽りなし(笑)。放送禁止どころか出入り禁止になってる寄席、会場もあるそうだ。何しろ、収録された新作落語タイトルが本の帯に掲げられているのからして「オマン公社」である(ちなみに財政赤字に悩んだ国が売春を国営化するがお役所仕事で…という話。新作落語「ぜんざい公社」のパロディ)。その他、「聖水番屋」、「朝鮮人の恩返し」「マラなし芳一」…なんかこうしてタイトルを書き写しているだけでもこちらも下ネタ嫌いの方から交際お断りされかねない気がしてくる(苦笑)。その中から比較的穏当な政治ネタ、安倍政権絡みのマクラをちとご紹介。

「でも、これだけは声を大にして叫びたい。
 憲法改正反対!
 マスコミも国家権力と癒着してますから本当のことは言いませんが、憲法を変えたらえらいことになるんですよ。五月三日が憲法記念日じゃなくなっちゃうんですから。五月四日だって国民の祝日じゃなくなっちゃうんですよ。
 祝日が四月二十九日と五月五日だけ、日本からゴールデン・ウィークがなくなっちゃうんですよ。
 安倍内閣はこんな危ないことを考えているんです。」。

洋泉社刊CD付き。









最終更新日  2007年01月26日 18時19分39秒
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2006年12月15日
カテゴリ:読書
前を通ったらでかでかと清涼院流水、西尾維新の名の垂れ幕が。大河ノベル2007なる企画で、前者はパーフェクト・ワールド、後者は刀語というタイトルで「世界出版史上初前代未聞2人同時12カ月連続発行」をするそうです。

二人共、どのぐらいストックを持って臨むのか、無事完走なるか(含むセールス面)。

二人の本はあまり読んでないんですが、ちと野次馬的には気になります。

また西尾維新の幕、名前を知らぬ年配の方など何が講談社に起こったか、誤解しそうです。






最終更新日  2006年12月15日 20時00分16秒
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2006年10月01日
カテゴリ:読書
加藤一編。実話怪談シリーズの雄「超」怖い話が新たな執筆者発掘のために開催したコンテストの傑作選。ネット上での投稿者の名を伏せての互選と読者評で新たな執筆者が二名誕生したわけだが応募529話の中から82話をセレクト。

やはり執筆者の座をめざす真の実話怪談好きが応募しただけあって、シリーズの影響下、語り口も平山さんがかってるなぁというグロ幽霊譚や加藤さん入ってるなぁという妖怪譚あり。話も生き霊、艶笑怪談、神仏関連、不条理系ありと何ともバラエティ豊かで昼過ぎからの歯痛をも忘れさせるほどにぞくぞくさせる。
ネットでも読めるが、書籍では配列の妙も楽しめる。特に終盤には「断腸」「クレジットカード」など「甲板」などまがまがしい話が集められ、厄さこのうえなし。
十月末には第二集も出るようで怪談ジャンキー的には嬉しいかぎり。
竹書房文庫。






最終更新日  2006年10月02日 10時23分47秒
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2006年09月23日
カテゴリ:読書
本の整理をしていたら出てきたので久々に再読。ジェームズ・ボンドシリーズ第四作。1956年、今から半世紀前の作品となる。映画版は何かと派手な印象だったが、原作はアメリカのギャング組織スパングルド一味によるダイヤ密輸ルートへの潜入捜査。ボンドはアフリカからロンドンを経由してアメリカへと流れ込むルートに運び屋に偽装して潜入する。
組織の報酬の受け渡しはサラトガ競馬での馬の入れ替えやラスウ゛ェガスでのブラックジャックでといかさまギャンブルを利用して行なわれるなどギャングのその他のビジネスも描かれる。

お馴染みキャラではフェリックス・レイターがピンカートン探偵社の一員として登場し、ボンドをサポートする。

ヒロインは運び屋の監視役からカジノのディーラーまでつとめるティファニー・ケイス。姐御ぶった口調や「いっときますけど、私、あんたといっしょに寝る気はないのよ」と言いながら「そうね、それからもう一回ぐらいは会ってもいいわ」と言い出すなど半世紀前ながらツンデレである。

ウ゛ェガスで勢力を誇るギャングの親玉の趣味が西部の街の再現で蒸気機関車まで走らせたりというあたりはフレミングならではのケレン味で機関車との追跡劇まで劇中にある。さらにクイーン・エリザベス号航行中の殺し屋襲撃など。

難点は部下に指示をくだすにも電話と録音装置を用いて正体を明かさないABCを名乗る組織のトップの正体に意外性がないことか。井上一夫訳、創元推理文庫。






最終更新日  2006年11月14日 18時23分01秒
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2006年08月12日
カテゴリ:読書
夏なので引き続き、ホラー路線。今回は蔵書のマンガから。

小説家の体験をJETがマンガ化するシリーズの第三弾。
朝松健、竹河聖に続き、登場する作家は加門七海。共著の『文芸百物語』、『怪談徒然草』などでも体験談を語ってますが、この人の場合は体験内容もすごいんですが、怪異へのスタンスがまた独特。

宿泊した宿坊の部屋の中に怪光が出てきて窓の向こうが気になって夜の神社境内へ歩き出したりと普通なら布団かぶって寝ちゃいそうなところを好奇心のおもむくままに追っ掛けていきます。カッパが出るという河原で夜を過ごし、使ったシートになぜか大量の血痕が付着していてという怪現象への反応も「血は別に何もしないし」。そういう問題じゃないと思います。またお祓いなどはできない加門さんの他人に教えるカンタンな憑きものおとしの方法とは…

「繁華街行って他の人にくっつけて来い」

だそうです。

他にサブタイトル通りの武田の埋蔵金話に関わった時の話や出羽三山での体験談などを収録、恐山の帰りにみた建物の間に詰まった二階部分まである老婆などビジュアル的にも異色。

朝日ソノラマほんとにあった怖い話コミックス。

怪奇心霊語り(埋蔵金発掘の怪奇編)






最終更新日  2006年08月13日 21時26分05秒
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masashi25@ コメント失礼します☆ ブログ覗かせてもらいましたm(__)m もし…
mkd5569@ Re:チャンピオン40 周年名作読み切り(06/05) 深夜の更新お疲れ様です。 最近雨が多い…
murayama@ やっと2 えっと石井潤子と加奈の親父さんも分かり…
育児・子育て きらり@ 拝見しました こんばんは 気になって読ませていただ…
活動大写真支配人@ Re:やっと(08/31) murayamaさん >堀さん役が分かりました…

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