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映画にまつわるエトセトラ

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地元の映画館で、「パッチギ! LOVE&PEACE」を観ました。日曜日だというのに、しかも今週公開だというのに、人がかなりまばらでした。一駅ごとに映画館があるし、二館あるところもあるので、閑古鳥が鳴いているんでしょうか? 観る側にとっては、空いている方が観やすいのでいいんですけれどもね。

 1974年、東京。江東区枝川でサンダル工場を営む叔父夫婦のもとに身を寄せるリ・アンソン一家。難病に冒された幼い息子チャンスの治療のために京都から出てきたものの、医師の下した診断は厳しく、さらに多額の費用が必要なことがわかり、乱闘騒ぎをきっかけに親友になった元国鉄職員の佐藤と命がけの計画を立てるアンソン。妹のキョンジャは稼ぎのいい芸能界に飛び込むが、人気俳優の野村と出会い恋に落ちて…。(goo映画より抜粋)

 
 前作は「イムジン河」の曲が全体的なムードを作り上げていたのでかなりまとまりがありましたが、今回はアンソンの話。キョンジャの話。次元の全く違う展開が同時進行していくのと同時に、太平洋戦争の時のエピソードまで入り交じっているので、悪く言えば、前回よりは観づらい映画に仕上がってました。「このシーンは??」って頭で一回整理しないとついていけなかった。。。だんだんとすべての話がつながっていくんですけれども、そこまで追いついたのは “あること” がよぎって、ボクにはギリギリでした。

 だけれども、在日朝鮮人の差別という色は前回よりも強くおされているので、テーマ性がはっきりしていた映画であることも確か。前作で「私と結婚して、朝鮮人になれるの?」って強いインパクトを出していたキョンジャがここまで苦しむなんてね。井筒監督も正直すぎて観ていて手を覆いたくなりました。(役者がかわったのもイメージが変わった理由かもしれないけれど、)比較的ネガティブな感じになってました。マイノリティーとしての強さを前面に出してきているようでした。

 前述した「あること」というのは、脇を固めている人たちが、なじみのある人たちばかりなんで、「あ、あの人だ。」って思うことが各シーンであって、「これはコメディーか?」って感じちゃって話が頭の中で進んでいかなかったんですね。どうしてここまで著名人を配役させてしまったんでしょうか? 監督に問いたい部分はそこにつきる。もっと無名な人たちを使った方が話にすんなり入れるのに、「こいつかよ。」「また出たよ。」って正直笑ってしまいました。アンソンとキョンジャがボクは知らない俳優だったので、プラスマイナスはゼロ。



 今回の乱闘も迫力ありました。冒頭からめちゃくちゃになりますんで、途中入場は御法度です。





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Last updated  2007.05.20 20:31:25
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