カテゴリ:アマチュア無線
いろんなものが無くなって日々の暮らしに大きく影響しています、遊びの材料不足で暇をもてあそぶ状況です。
たくさんあった無線機の中から1台だけ無傷で残ったYAESU FT-897D 10W機です何か聞こえないかとベランダの物干しざおにつないでみましたが雑音だけでした。 小さなアンテナを作ります、名前はスーパーラドアンテナ以前作ったこの手のアンテナで交信記録があります、またこのアンテナを二階の部屋に置いて交信されている方の強力な電波を受信した経験もあり、小さくても使えるアンテナです。 材料はビールとジュースの缶そして少しの電線とペットボトルです。 出来上がったアンテナを控えめにアパートのベランダから1mだけ突き出してあります。 回路図はこれです、iHクッキングヒーターと同じ原理で電磁波が・・・出ていくらしいです。 この回路で私の場合同調周波数は6.5MHz付近になりました、確認方法は部屋の中で無線機につないで3MHzから10MHを受信しますと雑音の多い周波数帯があります、6.5MHzでSメーターは最大7この状態でアンテナに手を近づけると雑音が減ります、6MHzを受信して手を近づけると雑音が増えます「ハンドパワー」です、1巻き2巻き減らして受信波数を7MHzで雑音最大になれば、これで完成です。 (アンテナの調整は短波帯ですから、強力な電波が受からず雑音の多い昼間が都合よく行えます) FT-897DにはSWR監視機能があり、完成したアンテナで送信します。 HSWRと赤い表示が出ます、説明書ではこの時SWRは3以上と書いてあります。 最終試験は部屋の蛍光灯を借りてきて送信試験です。 5cm位にセットした蛍光灯が見事に点灯しました、3回巻きのコイルは2回に減らし、周波数を上下して送信バンド全体で点灯することを確認し、アルミ缶を少しだけスライドして、7MHz帯全体で蛍光灯の明るさが変わらない点でアルミ缶をテープで固定しました。 完成したアンテナを屋外にセットすると微妙に変化します同調周波数が高い方にずれたようです、アルミ缶を1cmほど引き出して再固定、無線機でバンド内全体でHSWRが出ないことを確認して完成です。 このアンテナ、雨の日はコイルが濡れて微妙な同調周波数が極端にずれて使い物になりません、以前丸ごと2リットルのペットボトルに入れて防水したことがあります、そのうちにやってみましょう。 心の準備ができたら・・・CQ を出していらっしゃる局を呼んでみましょう・・・緊張するな!。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.05.20 20:38:54
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