夏の雪。。。
モスクワはこの時期、雪が降ります。と言っても冷たくない雪です。こんな感じ↓これはトーポリという木の綿毛。トーポリは街路樹として、モスクワのいたるところに植えてあります。そして6月から7月にかけて、ふわふわの綿毛を飛ばしまくり、モスクワの街路を白く染めるのです。トーポリの木トーポリの綿毛こんな感じでどんどん吹きだまりができる。。。吹きだまるのはなにも道路だけではありません。気がつくと部屋の隅っこにふわふわ物体が鎮座していることしきり。。。はっきり言って掃除が大変です。しかもこのトーポリ、アレルギーを起こす人がいる。日本の杉花粉と同じ。なんで、こんなはた迷惑な木が街路樹として植わっているのかというと、第二次世界大戦後、町並み再建かなんかで街路樹を植えるときに、よくわからなくて雌のトーポリばかり植えてしまったからだとか。。。(トーポリというのはいちょうなんかと同じで、雄と雌があります。綿毛を飛ばすのは雌のトーポリ)とってもロシアな理由です。最近になってやっと、モスクワ市当局もどうしようか対策を考え始めたそうな。-----さてこの自転車少年(とおばあちゃん?)がなにをしているかわかるでしょうか?実はトーポリの綿毛に火をつけて遊んでいるんです。これって子供、とくに男の子がよくやる遊びらしい。友人によると火がすぐに回って面白いんだそうです。おねがいだから、燃やすのはトーポリだけにしておいてね。。。