１０月１５日で、私の勤めていたお店が無くなり、急に主婦になった
かうりです（笑）。


先日ドッグランのスタッフの女の子に

「仕事終わったら、少しのんびり主婦するんだ～♪」

って話したら

「ママ、やっとボランティア活動、再開できますね！！」

と言われました。



そうなんです。
私は、とある動物愛護団体に、ボランティアとして登録しているのですが
今までは、シフトが２交代である事、里親会が開催される日曜日は
どうしても仕事を休む事が出来ない事・・・などの理由で
登録したものの、全くお手伝い出来ない日々が続いていました


私も仕事を離れ、やっとボランティア活動できる！！！



・・・と思った矢先に、タイミングよく愛護団体の会員さんから
緊急レスキューの連絡を頂きました。


とある県の、海辺の公園に、生後２ヶ月くらいの子犬が３匹
ベンチに座っている・・・
ベンチの下には、フードの入った大きなボウルのみ。
リードも付いていないし、周りに飼い主さんもいない。
トイレとご飯の時だけ下に下りて、またベンチに上がって
３匹並んでお座りしている・・・



という、何とも不思議な状況のレスキューでした。


保健所へ連絡しても、迷子の届出は出ていないし
近所から「捕獲してください！」という連絡も入っていないとの事。


そこで、私と会員のＫさんと２人で、そこの公園へ出向く事になりました。


ところが、会に通報してくださった方も、釣りでそこの公園へ
たまたま立ち寄っただけで、地元の方ではなかったので
その３匹のワンコがいる公園の場所が曖昧で、片っ端から
海辺の公園を、しらみ潰しに探しました。


でも、あいにく見つける事が出来ず・・・


通報してくださった方に連絡して、その方が行った公園の特徴を
もう一度聞き、「ここだ！ここの公園だ！！」と特定出来た時には
もうその子犬達もいなかったし、フードボウルもありませんでした。

でも確かに、そのベンチの下に子犬の足跡らしき物があったので
通報者の方のおっしゃるとおり、ここにいたのは間違いないようでした。


そこの公園で、ワンコのお散歩をしている方や
釣りをしている地元の方に話を聞いたり。
まるで刑事さんの事情聴取みたいです。


明日、保健所へ連絡し、その公園で子犬を保護していないか
もう一度確認する事にし、現場を後にしました。


そして、そこの公園でワンコのお散歩をしていたおばあさんに
橋の下が、いつも犬捨て場・猫捨て場になっている・・・という
情報を頂き、次にそちらの現場へ向かう事にしました。


ちょうど橋の下にいた、近くの水産加工場でお勤めのおじさんに
話を聞くと、確かにこの橋の下には、時々犬や猫が捨てられているとの事。
そして現在も、１０日くらい前に確認した、野生化した黒い子犬が
このへんにいるというのです。


その黒い子犬に近づこうとしても、ものすごく警戒心が強く
すぐ逃げていってしまうとの事。
そのおじさんも、その黒い子犬が心配で、私達と一緒に探してくださいましたが
残念ながら、姿を確認する事が出来ませんでした。


野生化した子犬・・・。
まだ子犬なのに、お母さんや兄弟と遊び、甘えたい年頃なのに
人を警戒し、自分を守れるのは自分しかいなくて
考えただけでも、胸が痛みます。
ご飯はどうしているんだろう・・・。

この昼夜の気温差で、身体を壊してはいないだろうか・・・。
何としてでも捕獲して、温かい寝床で、お腹一杯ご飯を食べて
何も警戒する事無く、ヘソ天で眠らせてあげたい・・・。


・・・というわけで、最初の３匹の子犬の通報とは違うワンコになりましたが
この、野生化した子犬も捜索する事になりました。


他県ではありますが、その野生化した黒い子犬を
何としてでも助けるべく、見つかるまで通います！！