テーマ:ペットの死(566)
カテゴリ:カテゴリ未分類
皆さんにはたくさんのご心配をおかけし、本当にすみませんでした。
皆さんからの温かいコメント、感激です。 本当にどうもありがとうございます。 前日2月23日の日記に夢夢の事。を書きました。 そして今日は、ウィンが亡くなるまでの出来事を 皆さんにきちんとお伝えしたいと思います。 夢夢の事。も合わせて読んで頂けたら嬉しいです。 夢夢のガンが見つかるきっかけとなった、昨年9月27日。 その前日、夢夢はハァハァ息苦しそうで、ウィンは左目の横の骨が 右よりも少し出っ張っている事に気づきました。 そして翌日病院へ行き、夢夢は胸水が見つかりました。 夢夢の検査に時間がかかってしまったため、ウィンの検査は翌日となりました。 翌日、9月28日。 ウィンの検査結果は「骨融解」といって、左目の横の骨(顔の骨の一部)が 溶けて無くなっている状態でした。 原因は、ウィンの歯肉炎でした。 歯の根元が腐り、そこから雑菌が入って顔の骨の一部を 溶かしてしまったそうです。 骨が溶けてしまったウィンの顔は腫瘍を作り、その腫瘍を骨の代わりに しているというのです。 歯肉炎から顔の骨の一部が溶けるまでには、相当の年数がかかるそうで 2~3年どころの話ではなく、我が家に来るずいぶん前 (悪徳ブリーダーの所に居た頃)から、骨融解はもう始まっていたそうです。 一度溶けてしまった骨が元に戻る事は決してなく、進行を食い止める方法しか 無いとの事で、ステロイド剤の投与を勧められました。 私はどうしてもステロイド剤の投与はしたくなくて、今までもずっと いろんな病院で、ステロイド剤を処方されそうになるとずっと断ってきました。 でも今回、休薬期間を設けながら投与すれば怖い薬ではないと 先生に説得され、ウィンのためになるなら…と 泣く泣くステロイド剤投与をする事になりました。 しかし、ステロイド剤を投与すれば、目の横のこぶは大きくならずに済みますが 休薬期間中の、ステロイド剤を投与しない期間になると、またこぶは大きくなる始末。 結局は、ステロイド剤をずっと飲ませ続けない限り 大きくなり続けるんじゃないの?と、治療法に疑問を抱き始めました。 ステロイド剤投与後のウィンは、これといって特に体の不調もなく いつも通りに過ごしていたのですが・・・。 その後夢夢が亡くなり、とたんにウィンの体調は一変しました。 夢夢が亡くなった1週間後あたりから、時々ご飯を食べなくなったり お腹の調子が良くない日が続きました。 ある日、ウィンの下痢がひどい日が2日ほど続き、今度は左目が腫れてきました。 それを機に、セカンドオピニオンのつもりで病院を変えました。 そこの病院で、ウィンの下痢がひどいのはステロイド剤が原因である事 ウィンの顔のこぶは、「骨の代わりに出来た腫瘍」ではなく 「溶けた骨のところに溜まった膿(膿腫)」である事を告げられました。 今すぐにでもスケーリングをして、腐っている歯を全て抜き 溜まっている膿を抜かなければ、どんどん状態は悪くなる一方だと告げられました。 ステロイドを投与していた病院と言ってる事がずいぶん違いますが ステロイドを投与し続けるよりも、治療方法が前向きなので こちらの先生の言う事を信じ、翌週スケーリングをしてもらいました。 スケーリングで腐った歯を全て抜き、左奥歯の歯茎に穴を開けて 内側から顔に溜まった膿を全部抜いてもらいました。 今後はこの歯茎の穴から膿が出てくるので、顔の中に溜まらない様になりました。 ウィンの顔の膿は眼球の裏まで溜まっていたそうです。 スケーリング後、ウィンの顔のこぶはすっかり無くなり 食欲もあって、元気を取り戻しました。 ところが夢夢が亡くなって、1ヵ月後。 12月19日に2回、21日に4回のてんかんを起こしました。 そのてんかんがきっかけとなり、ウィンの痴呆症が始まりました。 21日、我が家では少し早いX’masを過ごしたのですが 痴呆症になってしまったウィンは、クリスマスケーキも うまく食べられなくなってしまいました。 痴呆症になってからは、目は常に半開き状態。 仰向けに寝たり 踏み台の中に入っていたり トイレの中で寝ていたり 1日中ずっと吠えていたり・・・ (動画です。音量に注意) グルグルと回り続けたり、直進しか出来ないため壁に引っかかっていたり…と 普段やった事のないような、奇妙な行動が目立つようになりました。 そして、せっかく良くなってきた顔も、こぶは再発しないものの 顔の中にまた膿が溜まり始めました。 ウィンの年齢は推定16歳。 痴呆症も出てきています。 ウィンの余命は、きっとそう長くはない、と言われました。 だから極力、ウィンに負担をかけないギリギリの治療をして ウィンが寿命を全うするまで、このまま現状を維持しようと言われました。 ウィンの左頬と左上まぶたに、5mm程度の穴を開け 顔の中に溜まった膿を外側に出す処置を施しました。 しかしその処置も虚しく、今度は膿が左目の涙腺から出てくるようになり やがて涙腺を詰まらせ、ウィンはとうとう左目を失明してしまいました。 ウィンの事。(その2)へ続く・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|