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ラ ヂ オ 体 操

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2005年05月09日
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カテゴリ:リアル
今日は、普段日記をつけている、

オンラインゲーム「眠らない大陸クロノス」

の仲間でもあるsyu--と、

『阿修羅城の瞳』

を観て来ました。

新宿ピカデリー、16;20の上映でした。

人少な…(;´Д`A ```

映画館や制作側の方には申し訳ないですが、

空いてる映画館、大好きです(ぁ

普段観に来ない人間が偉そうに…なんですが、

人が多いと落ち着けない性分なので。

と言いつつ、芝居は観客の空気も含めて成り立つので、

満員御礼大歓迎ですw








さてさて、

このタイトルでピンとくる方はご存じの通り、

元はと言えばお芝居の、この物語。

私は、2000年版はビデオで、2003年版は生で、

それぞれ観てきました。

やはり舞台と比べてしまうのは否めません。






芝居は好きですが専門家でもなければ、

(一応、同伴のsyu--は舞台人なので…)

ましてや年に一本も映画を観るかどうかの私が、

評論とかって、かなり生意気なのですが、

こういう見方をする人もいるのね~

くらいに思って頂ければ幸いです (o*。_。)oペコッ















結論から言ってしまうと、やっぱり芝居派です。

映画だからできる描写力、

全ての観客が舞台ほどの遠近がなく、

殆ど同じ環境で観られる。

その利点を生かした繊細な動きもあったので、

より『阿修羅城の瞳』という作品の「解説」ができていた、

という評価できる点も多くありました。

しかし、物語の「神秘」な部分が、細かく表現されたが故に、

欠点も見えてしまう気がしました。

当然の事ながら、超人的な世界観ですので、

非人間的な動きをCGで巧みに描いていたのですが、

それがコッテリとして目に映ってしまうのは、

やはり芝居を先に観たからなのでしょう。

最たる例としては、「赤い糸」。

舞台では光で表現されたそれが、

映画では引力をも感じさせられるCGで描かれていました。

当然、思い描かれて居たイメージが具現されて感動しましたが、

やっぱり舞台で観る光の赤い糸の方が、

役者さんの技量の成せる技でしょうが、

なんか良いなぁ…と。





あと、CGに限らず、見せ方の問題でしょうが、

阿修羅城での阿修羅の顔でかすぎっ!(;´Д`)

…と、心の中でツッコまずにはいられませんでしたw

もう、最後ようやく出門と阿修羅の直面まで、

いつまでこのデカい顔が続くのかとハラハラしてしまいましたw






人物の描き方については、

出門と椿の距離感とか、うまく言えませんが、

もっと近い感じがするなぁ…と思いました。

鬼御門時代の出門はわかりやすかったです。

蛍光色の鬼の返り血は微妙でしたがw

舞台では表情が見えない(席によって)ので、

出門の鬼を殺す狂気の表情が良かったです。



人物像で納得いかないのは、邪空と南北かなぁ…。

邪空は、もっともっとドロドロとした感情と、

出門への嫉妬や執着がある感じだと思います。

そして、強さに対する貪欲さ。

阿修羅の血で鬼へ転生して、己の中の人間を捨てて、

完全な邪になる時の悶絶などもなくて、

ちょっと物足りなかったです。


南北も、同じで。

現実の出来事を芝居に起こすための貪欲さが尋常じゃなくて、

やはり、その身を鬼へ捧げてまで貫く執念。




「物語」という物全般の動機付けの話になってしまいますが、

勧善懲悪とかは(新感線の場合、ダーティーヒーローって筋も多いですが)

善を表す人物、悪を表す人物、

それぞれが、己の主張がもの凄く強くて、

現実との対比を持たせ、ブレイクスルーしていないと、

やはり魅力は表現できないし、

感情移入や世界観移入のきっかけにならないですね。

芝居よりもガジェットははっきりしている点、

部分部分で設けられた隠喩、

もっと面白くできるんじゃないかな~…

と、ちょっと惜しい感じがしました。



そこらへんは恐らく、芝居で知ってしまっていた部分を、

映画を観る前から期待しすぎてた私の見方も、

かなり影響しているとは思いますが…(;´▽`A``




キャストに関しては、結構好きです。

欲を言えば、あのキャストで芝居も観てみたいw

そして、スタッフロールを観るまで、

松本幸四郎の存在に気づかなかった自分が愚かしい…orz






個人的にヒットは、

歌舞伎のシーンで、出門ファンの女性たちが立ち上がって、

「出 門 様」みたいなプラカードを、

一文字ずつ掲げているのですが、

何故、江戸時代に「ハートマーク」が…(;´Д`)

というベタなところでしょうか…w
























と、ざっと忘れないうちに日記書きましたが、

実はパンフ買ったのに、まだ読んでません(ノ∀`)

多分、読むとこの感想にボロが出そうなので、

新たに感じたことがあったら、追記と言うことで、

ひとまず、これにて。





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最終更新日  2005年05月11日 15時28分38秒
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