いい営業マンは天然?
まぁ、そもそもわたくしが、あまりおしゃべりが得意でないものですから、それを何とか補完して営業がガンガンできるようにという主旨で書いてますこのメルマガ。だから、おしゃべりの上手い方に会うと、つい聞き入って、分析しちゃうんですねぇ。▼足らない感じ「いい営業マン」と「優秀な営業マン」は違うなんて、よく言われます。どちらがお客様に愛されるかというと、やはり「いい営業マン」ですね。プレゼンもバッチリこなして、いつもパリッと決めている、かっこいい、優秀な人は、最近確かに増えましたね。IT系企業の若手営業マンに多い。わたくしもね、以前の会社でソフトウェアとか、監視カメラシステム売ってた頃は、この類だったと思うんですよね。あ、かっこよくはなかったけど。(笑)何を聞いてもちゃんと答えるし、きっちり仕事してる。だけど、どうも印象に残らないし、つまんないんですよねー。で、逆に「いい営業マン」という種類の人って、反対にどこか足りない感じがしたりします。商品の説明などをしても、全部喋らない。突っ込みどころを残しているんです。質問しても、「ちょっと即答できない」ことがあったりして、一瞬頼りなさげなんだけど、帰ったらすぐに返事してくれる。お話も、決して流暢でない。そんな彼ですが、一生懸命やってることはよくわかって、どうも気になってしまう。それが「いい営業マン」。その、ちょっと抜けている感じが、計算されたものでも、そうでなくても、そんなタイプならば、心を自然に開いてしまいます。人の心理を突いて、コントロールをしてしまう「話芸」もあれば、こうしたちょっと心配になってしまう=気になる、というキャラクターも、立派な芸のうちです。こういう人って、いるんですよねー。