2008/04/16(水)10:40
癒し系の営業ツール
▼夏の新作を作ります。
つばめやでは、「筆彦」という名前で、オリジナル落款風スタンプを製作・販売しております。
最近は、名刺アドバイザーとしていろいろ報道していただいていることもあり、名刺用ツールとしても、たくさんの方にご利用いただいております。
ということで、暑中&残暑見舞いなんかに使っていただける、夏柄を作ることにいたしました。
もりくんが古い紋章などからチョイスした柄を、きれいにスキャンして、アレンジします。
うちわとか、波とか、イカリとかあります。
なかなか涼しげでいいですな。
「今日の本文はただの宣伝か?」
声が聞こえてきそうですが、そうでもない。
筆彦なんて、手間ばっかりかかって、単価は上げられませんから、いくら売っても儲かる商材ではないんですもの。
筆彦はですね、お客様が名刺やハガキに捺して、好感触・反応を得たよ!っていうメールやお便りをいただくのが嬉しくてやってます。
そう、営業ツールなんです。
癒し系の。
最近リピートのお客様が増えてきたのも、使って受けたんでしょうね。
だから、もっと違うのも欲しくなっちゃう。
ありがたいですね。
そうそう、自分で筆ペンなんかで書いた署名を送ってもらって、オリジナル落款スタンプってのもアリですよ。
昔の花押みたいにね。
戦国時代になると、花押の様式が著しく多様化した。
必ずしも、実名をもとに花押が作成されなくなっており、織田信長の「麟」字花押や羽柴秀吉の「悉」字花押、伊達政宗の鳥(セキレイ)を図案化した花押などの例が見られる。
家督を継いだ子が、父の花押を引き継ぐ例も多くあり、花押が自署という役割だけでなく、特定の地位を象徴する役割も担い始めていたと考えられている。
花押を版刻したものを墨で押印する花押型(かおうがた)は、鎌倉期から見られるが、戦国期になって広く使用されるようになり、江戸期にはさらに普及した。
この花押型の普及は、花押が印章と同じように用いられ始めたことを示している。(これを花押の印章化という。)
江戸時代には花押の使用例が少なくなり、印鑑の使用例が増加していった。
特に百姓層では、江戸中期ごろから花押が見られなくなり、もっぱら印鑑が用いられるようになった。
(wikipediaより引用)
サインと印鑑の橋渡しをしたのが、花押印なんですねー。
粋で洒落た習慣として、花押スタンプ、現代に蘇らないかな。