啓蟄~春の兆しが見え始めました(^^♪
今日、3月5日は旧暦の太陰太陽歴では、啓蟄にあたります。"啓蟄"は冬眠をしていた虫が穴から出てくる頃という意味で、実際に虫たちが活動を始めるのはもう少し先になりますが、春の兆しがここかしこに見え始めてきました。 冬の寒さが苦手な私は、暖かい春の日が本当に待ち遠しいです江戸時代に発刊された『暦便覧』には、この啓蟄を陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也という表現しております。ここで東洋医学的に注目して頂きたいことは、自然界で陽気が地中でうごめいているという事です。人間は自然の一部であるという「天神合一思想」をもつ東洋医学には、陽気が活発になり始めるこの時期の過ごし方について、様々な智恵が詰まっております。そこで、次回から何回かにかけて、春の養生法について記載していこうと思います。