〈市内散歩〉裏路地散歩(4)―広角もズームも(2025年1月25日)
一週間前の裏路地散歩で望遠や広角レンズで撮った方がよい場所があると切実に思ったこともあって、35㎜単焦点レンズのほかに18-140㎜のズームレンズ10-24mmの広角レンズを滅多に使わない小さなカメラバッグに入れて出かけた。 とはいえ、広角を使ったのは坂道の途中にある変則六差路を撮った時だけだし、140㎜はその坂を下ってまっすぐのびる道を撮っただけで、あとは全て単焦点レンズで撮ったのである。単焦点レンズだけの不便さにけっこう慣れてきたように思う。 今日の散歩区域は仙台駅の北西、花京院や大町のあたりだ。ときどき陽がかげることもあったが、おおむね青空が見えるとても良い午前中の散歩となった。撮影散歩ということにもだいぶ慣れて、同じ道を行ったり来たりして撮影ポイントをゆっくり探せるようになったと思う。以前は、決めたコースをひたすらまっすぐに辿るような歩き方だったような気がするのである。 仙台駅の近くなので大通りに面して大きなビルが立ち並び、そのビル群に囲まれた区域の中の路地を歩くことになる。なぜか今日は路地の風景よりもビルの間に覘く青空ばかりが気になるのだった。カメラバックに入っている偏光フィルターを使って青空を強調する写真を撮ろうという誘惑もあったのだが、路地の風景を撮ろうと考えていた趣旨に悖るので偏光フィルターを出すことはなかった。 撮影散歩はもちろんカメラの趣味を満足させるためでもあるのだが、医者の指示による病気療養のための散歩でもある。疲れると尿中蛋白量が増えるので疲れない体を作るのが目的で、運動した疲れが完全に回復してから次の運動をするのである。 今日の散歩の歩数はほぼ一万歩だったが、ゆっくり歩いたこともあってさほどの疲れはない。早朝の筋トレ散歩は九千歩くらいだが階段や坂登りなので格段に疲れる。ここ数週間は、筋トレ散歩の後3日間の休み、上半身の軽い筋トレとカメラ散歩をして2日間の休みという繰り返しになっている。本当に効果があるかどうかは次の検査日まではまったくわからない。なんとも心もとないことなのだが、本人に病状の自覚がまったくないので、自分の行いが病気療養になっているのかどうか判断できないのだ。 まあ、当分こんな生活を続けるしかないだろうとは思っている(ちょっと暖かくなったらすぐにでも小旅行に出かけるつもりではいるが)。読書や絵画鑑賞のブログかわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)日々のささやかなことのブログヌードルランチ、ときどき花と犬、そして猫