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テーマ:アユ釣り(7)
カテゴリ:アユ釣り
東北の多くの河川は、7月1日がアユ解禁である。ここ仙台の広瀬川ももちろんまもなく解禁である。昨日までに何とか用事を済ませて、今日は(明日も)、アユの仕掛け作りである。 トーナメントを引退してからは、一時期はアユ釣りそのものができないときもあったが、地元の広瀬川で楽しんでいる分には、作り残しの仕掛けで四,五年は間に合っていたのである。昨年あたりからポツポツと新しい仕掛けを作り始めるようになった。 上の道具箱を居間の座卓の横に持ちだして来て、仕掛け作りをする。大きな道具箱だが、競技に参加していた頃は、車に載っけて持ち歩いていた。ほんとうのところ、こんなに大きい必要はもう無いのである。針も糸もいろんな種類を持ってはいるが(だから、この箱にも入れてはいるが)、いまのように気ままになった釣りであれば、まったく使わない種類の針や糸が結構あるのである。今や、道具箱の飾りである。 天井糸2組、水中糸はナイロン仕掛けで10組、複合メタル仕掛けで3組、モノフィラ・メタルで3組、針は5種50本(3本錨40本、4本錨10本)くらい作り終えたところで、完全に飽きてしまった。疲れたということもあるが、昔、あんなにたくさんの仕掛けを作っていたというのがもう信じられないのである。 仕掛け作りをしながら、気分はそんなに晴れない。期待で心が浮き立つような状況ではないのである。 天然アユ資源回復のため、9月中旬から旧市街地から下流を全面禁漁としたが、どれほどの産卵があったのか分からない(少なくともそれに関する情報は聞こえてこなかった)。 それにしても、なぜ広瀬川の濁りはこんなに長く続くのだろう。3・11以降、川岸が崩落しやすくなっているのだろうか。 こんな状況で解禁を待つのは、「ストレスフル」というよりは「憂鬱」そのものである。広瀬川河畔に住む身としては、義務であるかのように解禁を待っているのである。 幸い、今年は仲間と県外の川で一緒に釣ろうという約束がいくつかできている。私としては、しばらくアユ釣りから離れいた(初めは実質的に、最近は気分的に)自分をふたたび立ち上げるリハビリテーションの年だと考えている。
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Last updated
2012.07.09 22:56:33
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