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テーマ:犬のいる生活(14)
カテゴリ:犬のいる生活
お盆で、私の田舎へ墓参りに行く。仙台から車で1時間、あまり遠くはないが、最近はお盆くらいしか行く機会がない。親も兄弟ももういない。甥たちが暮らしているが、どうしても足は遠のいてしまう。 2日ほど前からイオは遠出を嗅ぎつけている。妻と相談を始めると、いつの間にか傍らで尻尾をぶんぶん振って喜んでいるのである。どうも、「○○時に」とか「明日」とかという言葉で何かを感じるらしい。
今日も2楷で着替えを始めたときからくっついていて、居間に降りてくると「早く、早く」とせき立てるのである。無視しようものならジャンプして4本足の跳び蹴りをくらう(この跳び蹴りは私にだけで、他の人には絶対やらない)。
助手席はイオの指定席になっていて、専用のシートが張られたままになっている。そこに座ればもう安心、あわてず騒がずどっしりと落ち着く。写真を撮るとき、何回か名前を呼んだが見向きもしないで前方注視である。
高速を降りるETC専用ゲートがあるサービスエリアで昼食だが、さすがにお盆休みらしく駐車待ちの車が並んでいる。そのまま、高速を出て、一般道沿いの駐車場に駐めて、歩いてSAに入る。 帰省客で満杯のSAには、犬連れもまたたくさんいる。イオ連れの私たちは、初めからレストランはあきらめて、公園の藤棚の下のベンチに陣取り、まず私が少しの食料を仕入れてくる。それを食べ終えてから、妻が不足分、付け足しを買ってくる、ということにした。イオが心待ちに待っているが、残念ながら昼食はない。焼きそばに入っていた肉一切れだけの分配でおしまい。味付けが濃くてまずかったのか、2切れ目の催促はない。 食い物に執着しないという点が、この犬の欠点でもあり、長所でもある。仔犬の頃は、心配するほど食が細くて困った。それがずっと続いていて、こちらが気を遣わずにおやつをやっても、肥満の心配のない犬である。
高速を出るとのんびりと田舎道である。窓を全開、風をビュンビュン受けて楽しむのもいつものパターン。山道などに入れば、野生が復活するのか、窓枠に手を掛けて乗り出すほどの興奮である(ベルトの長さ調整が大事)。
涼しい内に墓参をすませたのだろうか、墓地にはほとんど人がいない。リードを放したら、さっさと行って「ここだよ」という顔で待っている。残念ながら、1列後ろの墓を間違えている。何度も来てはいるが、間違えた理由が分からない。自信満々で私たちを待っている根拠は何だったんだろう。 ここの墓には、祖母、両親、次兄夫婦が眠っている。私たちの家族は、長男、次男、長女が生まれた後、この小さな町にやって来て住み着いたのである。6人兄弟の長男と次男がこの町に残り、残りは町を出た。その長男と次男は、もういない。 次兄が家を継いで、長兄は同じ町内の旧家の婿養子になった。次は、その長兄の墓である。同じ町内でもずっと離れた集落で、広い青田の中の道を行くと、数本の大きなケヤキの屋敷木が遠くから見える。そのすぐ近くに寺と墓地がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.12.11 13:57:14
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