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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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2016.02.19
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テーマ:街歩き(510)
カテゴリ:街歩き

 先週の金デモブログに書いたことだが、ベルギーは国として2025年までに7基の原子炉全ての廃棄を目指して着実に進んでいるとばかり思っていた。ところが、ティアンジュ(Tihange)原子力発電所の完全廃炉に向けての作業の中で、2号機を2015年3月に再稼働させたという。そのことに対して、国境で隣接するドイツ西部のアーヘン市が、老朽化したベルギー国内の原発の安全管理が適切に行われていないことを理由に、近々訴訟を起こすと発表した。そんなニュースがあった。 
 2025年に完全廃炉を目指すといっても、それまでは機を見て運転するということらしいのだが、問題のティアンジュ原発2号機はコンクリートブロックに亀裂が発見されて停止措置が取られていたにもかかわらず、何の手当もなしに再稼働させたということだ。どこの国でも、原発を再稼働させるためには、どこかで安全性を犠牲にするか無視するかしかないようだ。どこまで何をやっても安全を担保することなどができないことを原発推進側も先刻承知なのである。
 いまや、原発の危険性は国境を越えた訴訟も辞さない深刻な問題となっている。何の手当もできず、大量の放射能を太平洋に流し続けている日本が環太平洋諸国から訴えられる日がいずれ来るのではないか。そうなれば、取り返しようのない膨大な汚染量に対して補償などの経済的な対応はほとんど不可能だろう。ベルギー原発の訴訟は、EUが定めた原子炉の安全管理基準を法的根拠としているが、そのような協定、条約が環太平洋諸国にないことで安穏とできるような問題とは思えない。

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今日も暖かな勾当台公園。(2016/2/19 18:12、16)

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フリー・スピーチ。(2016/2/19 18:14~26)

  出先から戻ってきた妻が「風が強くなって冷えてきた」というので、けっこうな身支度をして家を出たが、風がおさまってしまうとまったく寒くない。着込みすぎたので、急ぎ足では汗をかきそうになるくらいである。

 最初のフリー・スピーチは、安全性に関する高校生のアンケート結果を報じている河北新報の記事についてだった。アンケートに応じた高校生の30数パーセントが原発の安全性に不安を持っているという。とくに原発立地の女川町では半数以上の高校生が原発を不安に思っているということだった。金に絡んだ大人のしがらみなどがなくて、素直に社会を見たらそうなるのは当然の結果だろう。
 続いて電力自由化の話があった。電力自由化であたかも原発由来の電力を購入しないことが可能になったように思っているが、宮城県ではその選択肢がないのである。東北電力から購入したものを別会社が売る形になっていて、実際上東北電力の価格が一番安くなるという。電力自由化の制度そのものが、既存電力会社に有利に働くようになっているという怒りのスピーチだった。
 原発の話を近所の人たちに話すと、ほとんどの人はよく理解していない。デモに参加していて原発問題に詳しい人がそういう人たちに話す機会や場所を多く作ってほしいという訴えもあった。
 また、『3.11メモリアルアクション』への参加を訴えるスピーチもなされた。3月11日の20時から21時まで各家庭の電気を消し、被災地から原発とエネルギーを考える夜にしようという呼びかけである。地震と津波と原発事故で甚大な被害を受けた東北に住むものとして、この日を長く記憶のとどめるためにもこれから毎年の行動にしたいということだった。
 最後に、デモ行進の際の障害物への注意があった。公園にも一番町にも車止めのブロックや鉄柱が歩道に並んでいて、デモの歩いているときに足を取られることがあるので注意してほしいということだった。前を大勢の人が歩いているデモでは、たしかに足元を見ることは少ない。私も転ぶことはなかったものの2度ほど足をぶつけたことがある。

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勾当台通りを渡る。(2016/2/19 18:40)

 今日はしばらくぶりで脱原発犬チョモランマさんが加わって、1匹と45人のデモ行進となった。人間の数は先週より減っているにもかかわらず、集会の時から人が多いとずっと感じていた。
 参加人数を数え上げるスタッフはたいへん厳密なので数字は正しいはずだ。たぶん、寒さが緩むのと一緒に私の空間把握感覚も緩んでしまったのだろう。

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一番町に入ってくる。(2016/2/12 18:47)

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一番町で。(2016/2/19 18:47~50)

 一番町に入ると、昨年の暮から輝いていたイルミネーションがすっかり消えていた。冬の寒くて暗い季節に人々を街に誘って消費を促すためにキラキラと光っていたイルミネーションがすべて取り払われ、消されてしまったのだ。
 先週の12日にはイルミネーションはまだ煌めいていたので、たぶん、12日と19日の間に一番町の冬は終わり、繁華街に春がやってきたということなのだろう。経済活動における季節の変化はある日突然にやってくるのである。

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ぶらんどーむ一番町から藤崎前で。(2016/2/19 18:53~19:03)

 専用のキャリーカーなしでチョモさんは歩き通している。後肢の故障はほとんど治ったようだ。飼い主さんに「イオちゃんはどうですか?」と尋ねられたが、わが家のイオはゆっくりゆっくりと気ままに近所を歩くだけである。500メートルほどで帰る散歩もあれば、休み休みしながら1時間も散歩にかけることもある。どちらにせよ、歩き出してみなければわからないのだ。

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青葉通り、一番町から仙都会館前まで。(2016/2/19 19:05~14)

 フェイスブックで、村上敏明さんという方が「入江赳史くん 茨城・常総から 原発巡り、辺野古など基地をヒッチハイクで 原発NOの力強いアピール 京都関電前から」という投稿をしていた。
 入江さんは、ヒッチハイクで各地の原発、原子力施設を訪ね、それぞれの地での脱原発行動に参加しながら北海道まで北上し、南下しながら女川原発を訪ねた足で、昨年の8月14日に仙台の金デモに参加してくれた青年である。ヒッチハイクで移動するのは、各地での人々の考えを聞くためだということで、その時は、寄せ書きがびっしりと書かれた旗を手にしていた。
 あれから辺野古まで行ったということは、ヒッチハイクで全国をくまなく回ったということだろう。その熱意と粘り、意思の強さにあらためて敬意を表するばかりである。

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仙台の金デモでスピーチする入江さんと一番町のデモの途中で金デモの佐藤さんと。(2015/8/14)

 

 

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かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)







Last updated  2017.06.17 20:29:38
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