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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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2016.10.14
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テーマ:街歩き(664)
カテゴリ:街歩き

 今日は、2012年7月に始まった「脱原発みやぎ金曜デモ」の199回目である。次回、10月23日(日)14:00からのデモは200回の節目の記念デモになる。元鍛冶丁公園の会場にはいくつかのブースも開かれ、県内で脱原発の活動を行っている人たちのスピーチやさまざまなパフォーマンスが計画されている。
 その一つとして、司会者と私で原発・放射線についてのクイズショーのコーナーをやることになった。正解勝ち残りに賞品も用意されている。いま、司会を担当する人とクイズ問題を作っているが、これが意外と難しいのである。
 金デモが立ち上がってから、多くの人のスピーチを聞く機会があって、原発をめぐる多種多様なことをみんながよく知っていることに驚いていた。危機感や強い関心が様々な知識を身に付ける契機になっているのだろうと感心するばかりだったのだ。大学で原子力工学を学んだ私が口を出して何かを話す必要はまったくないとずっと思いこんでいたのだが、つい最近、放射線や原子核の物理の基礎的なことを話してほしいと頼まれることがあった。
 原発は、原子核物理学や原子力工学ばかりではなく、生物学や医学の知識も必要とするし、何よりも政治や経済の話でもある。マスコミや書籍を通じてその広範な知識に接触しても、放射線や原子・原子核の基礎的なことに触れるチャンスはそんなに多くはないだろう。私のキャリアの方が特殊で少数なのだ。
 つまり、私が考えるクイズがデモ参加者のみんなにとって難しいのか簡単なのか自分でよくわからないことに気づいたのである。「私に問題を出してみたら?」と妻が助け舟を出してくれたが、妻の顔を眺めていてそれも諦めるしかなかった。全問不正解だったらどんなふうに慰めていいかわからないし、なによりもそれでは私の参考にはならない。その可能性がとても高いような気がするのだ。
 モゴモゴとごまかして立ち上がり、今日の集会場、元鍛冶丁公園に向かうのである。

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元鍛冶丁公園の集会。(2016/10/14 18:10~18:29)

 集会は今日も「民衆の歌が聞えるか」の練習から始まった。元気とか勇気とかそんな感情が沸き立つようないい歌なのだが、微妙に難しいようだ。練習はなかなか捗らなくて、残されたスピーチの時間は10分少々になってしまった。

 主催者挨拶は、新潟県の知事選挙の話である。当初は原発推進派の候補の圧勝が予想されていたが、泉田現知事の原発政策を継承すると宣言して立候補した米山隆一さんが猛烈な追い上げを見せて、ほとんどのマスコミが「競り合い」とか「横一線」と見ている状況になって来た。ただ、仔細に報道を眺めると原発推進候補がまだいくぶん有利なようだと分析したうえで、新潟県の知り合いに呼び掛けてほしいと訴えた。
 主催者の話を受けてスピーチをされた人は、一部には原発イッシューでは票が取れないという考えもあるが、福島の事故以来、5年間ずっと反原発、脱原発が国民の多数の意見であり続けた。新潟県もいまや原発が選挙の最大の争点になって競り合っているとして、脱原発を訴え続けることの重要性を話された。
 原発は票にならないとか、選挙の争点にならないと言われることが少なからずあって、ネットでその考えを流し続けている選挙通もいる。新潟では原発を争点にする気は毛頭なかった原発推進派候補も、県民の原発に関する関心の強さに押されて、いまや再稼働慎重派であるかのように主張をごまかしはじめ、反共デマを公然と始めるほどに慌てふためいている。反原発、脱原発が票になるかどうか、投票結果を見なければ大きなことは言えないが、少なくとも新潟県では原発は大いなる選挙争点となっているのはまちがいない。
 何よりも、新潟と同じ原発立地県である鹿児島県ではすでに脱原発を標榜した三反園さんが選挙に勝って新知事として九州電力に対して川内原発の停止を求めている。いずれやってくる宮城県知事選挙でも女川原発再稼働の是非を大いなる争点とするには、私たちのこれからの脱原発デモがどれだけ県民への訴求力を発揮するかが課題になるだろう。

 続いて、福島子ども裁判の傍聴報告のあと、大勢の中高生が放射線で汚染している国道6号を一斉清掃するというイベントを今年もやることについて、福島県の担当者に直接抗議したが、「毎年やっていることだから」の一点張りで、子どもたちの被ばくという問題意識はまったくないと強く批判するスピーチがあった。
 福島の県や市町村行政は、事故や県民の健康不安にも関わらず自治体の存続という一点にしがみつくため、事故そのものも放射線による健康被害もまったく存在しないかのような行政を進めているとしか思えない。しかし、そのような行政、施策はいずれ破たんするだろう。
 そのいい例が、甲状腺がんの多発は被ばくと関係がないと主張してきた福島県の検討委員会の一部の委員からその判断を保留する意見が出始めている。水俣病でも同じ経過をたどったが、事実は押し隠せないというのが公害の歴史の教訓のはずだ。歴史から何も学ぼうとしないのは、いつもおのれの利害しか念頭にない人間なのである。

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元鍛冶丁公園から一番町へ。(2016/10/14 18:32~18:33)

 今日のデモは40人で出発する。元鍛冶丁公園前の飲食店ビルはヨーロッパ風の真っ白な建物で眩しいほどにライトアップされている。集会をどの方から撮るかで絞りが極端に変わってしまうので、どこで絞りを決めるか気を遣うのである。
 元鍛冶丁公園を出て、国分町、稲荷小路を横切っていくが、暗くてもまだこちらの方の光量は安定している。

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一番町を行く。(2016/10/7 18:36~18:45)

 原発・放射線のクイズ問題を考えているとき、8月末にあった学習会で出された「放射能は小さな子どもに大きな影響を与えるが、老人には影響ないように思われているが、老人も危ないのでは?」という質問のことを思い出した。
 細胞分裂が活発な若年層ほど放射能感受性が高いのはたしかだが、老人と言えども生きている限り細胞分裂を繰り返しているので、ことさら安全というのは明らかにまちがいである。晩発性障害である多くの癌のリスクは成人以上の年齢では急激に減少するが、呼吸器の癌は中年の年齢域では増加するというデータもあるので注意を要する。
 一般的に言えば、晩発性障害のリスクは年齢とともに減少するのはたしかで、50歳の放射線感受性は10歳の1%以下だとする説もある。しかし、それを50歳に比べれば10歳の放射線感受性は100倍以上だと表現することもできる。同じことを言うのでも、前者は老人は安全と強調するのに、後者は子供は危険と強調することになる。どちらの表現をするかで、その人物の人間観や人間性が分かろうというものである。
 さて、年齢とともに放射線被ばくのリスクは減少するのだが、わが家の112歳の放射能感受性はどのくらいなのだろう。さすがにそんなデータは見つけることができない(そんな人間は統計にのるほど生きてはいない)が、少なくともこれから浴びる放射線で死ぬ確率は宮城県で一番低いのは確からしい(現在、宮城県で最高齢である)。 

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青葉通り。(2016/10/14 18:52~18:58)

 青葉通りを駅に向かって進み、東二番町の大通りを越えた付近で、スマホでデモの写真を何枚も撮っている若いご婦人がいた。デモを追い越して、先頭の写真を取るつもりで急いでいた私には、その人がどんな人か観察する余裕はまったくなかったが、いずれにせよデモに関心を持っていただいてることはたしかなことだ。
 一番町で見かける外国からの観光客らしい人は、よく写真を撮ったり、手を振って応援してくれたりする。日本とはデモ文化が違う国から来られたに違いないといつも思うのだが、どこの国からの旅行者なのか一瞥でわかるはずもなく、漠然と、ヨーロッパの人かなぁなどと思うだけである。 さて、デモが終わり、自宅とは逆方向の仙台駅に歩き3日後の切符を買った。来週は出張やら会議やらで結構忙しいのである。クイズ問題作成が間に合うか、けっこう厳しい雰囲気である。


 

 

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かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)

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Last updated  2017.03.19 17:24:46
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