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カテゴリ:街歩き
早朝の散歩のときからだいぶ暖かったので、朝食のあと郵便局に出かける際には薄着で出かけた。それでも、西に向かって歩いていると背中に当たる午前10時の陽射しに汗ばむほどだった。 温めたり冷やしたりして金属の強度を試験することをクリーピングテストと呼ぶが、こういう熱履歴は、中性子による照射損傷とあいまって、鉄鋼製の原子炉圧力容器や格納容器の脆性破壊の原因になる。なかでも、玄海原発1号機はもっともその危険性が高いと、井野博満東大名誉教授が指摘している。
青葉通り。 (2017/3/3 19:01~19:08) 前々回の金デモの日(2月17日)の朝に、義母が誤嚥性肺炎で救急入院したのだが、入院に至るまでの経過がいつもと違っていた。血中酸素量と発熱が肺炎の目安になるのだが、6日ほど前から熱は平熱で血中酸素量が80台に下がることがあった。それは静かに寝ているときで、トイレや食事のために起きると90台に回復するのである。 入院の3日前に訪問医の診断を受けたときも、起きていたためか血中酸素量は95でまったく正常だった。その後も、静かに休んでいるときは低い値、起きれば正常値という状態が続いた。思い至ったのは、生体活動の衰えによる酸素量低下であって、肺炎によるものではないということだった。 肺炎だったら回復が期待できるが、老衰にともなう呼吸の衰えなら打つ手はあまりないのではないかと心配になった。訪問医に電話で相談して、家庭で酸素吸入する方法も考えてみることになって、再度診察を受けることになった。 金曜日の朝、訪問医の診察を受けたときには発熱もあり、呼吸音も悪いこともあって、肺炎のおそれで救急入院ということになった。誤嚥性肺炎なら回復するので、緊急入院なのに私と妻はほっとしたのである。 入院後は、いつもの入院時と同じように、あっさりと正常に戻り、一週間で退院と宣告されたものの退院予定日が週末にかかるため、安全を見込んで週明けの月曜日(27日)の退院ということになったのである。 低酸素症状は肺炎のせいということになったのだが、どうも釈然としないのである。肺炎なのに、身体の運動量と酸素量に強い相関があるというのが不思議なのである。ある医師は「数字にあまり振り回されないように」と言い、ある医師は「まもなく113歳なのだからそういうことがあってもおかしくはない」と言うのだが、介護する側は細かな変化に対処しなくてはならないので、あまり安心はできないのである。 義母の入院騒ぎには、妻も私もすっかり慣れっこになっているのだが、時を経て慣れるということは、時を経て私たちの老いも進むということで、妻も私も以前と同じように疲れてしまうのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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