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テーマ:街歩き(664)
カテゴリ:街歩き
市中心部の公園は土、日に行われる「東北絆まつり」の準備で使えないというので、東北大学片平キャンパス北門に午後6時30分集合で、集会なしでそのままデモに出発する。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 6時半になったので周辺のぶらぶら歩きから戻ったものの、デモは出発する気配がない。脱原発カーが到着していないのだった。デモグッズのほとんどを搭載している脱原発カーを待つ集団は、大学の門の前にたむろしている普通のおじさん、おばさんという印象からかろうじて免れていたのは、いつも参加者が持参する数本の旗のおかげである。 10分ほど遅れて脱原発カーが到着した。脱原発カーは、仙台市と合併する前の秋保町からやってくる。私の車で30分ほどの行程だが、年式の(とても)古い脱原発カーでどれくらいかかるかは定かではない。 ようやくデモグッズを身に付けた40人のデモの列は、北門を出発して北上していく。広瀬通りまではまっすぐな道で、一番町を広瀬通りで左折して晩翠通りまで出て、晩翠通りを南下して青葉通りを国道4号の大通りを越えて、いつもの流れ解散地点「仙都会館ビル」前までのコースを歩く。 「無理をしないで途中で抜けてくださいね」という案内があったように、いつもよりは長いコースになっている。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 南町通りを越えて「サンモール一番町」に入ると、テント張りの出店が並んでいて真ん中を歩けない。さらに青葉通り、藤崎前を過ぎて「ぶらんどーむ一番町」に入ると、季節外れの七夕飾りが並んでいて、デモの旗竿が吹き流しに触れないように倒して歩くしかなくなった。 さすがにまずいと思ったか、先導するお巡りさんが七夕飾りのない左側を歩くように誘導してくれる。この七夕飾りは、明日からの「東北絆まつり」の出し物の一つだろう。東北6県からそれぞれ有名な祭りの出し物が参加するということだ。 ![]() ![]() ![]() 広瀬通り。(2017/6/9 19:04~19:08) ![]() ![]() 晩翠通り。(2017/6/9 19:10~19:12)
![]() ![]() ![]() ![]() 晩翠通りから左折して少し行くと、道の左手に晩翠草堂がある。土井晩翠の屋敷が仙台大空襲で焼失した後、教え子や市民の手によってこの地に建てられたもので、晩翠はこの家で80歳の生涯を閉じた。晩翠の死後、仙台市に寄贈され、「晩翠草堂」として当時の様子がそのまま公開されている。 晩翠通りから青葉通りに入って晩翠草堂の付近まで、このコースで最も暗い場所になっている。大きく繁茂したケヤキ並木ばかりではなく、並んでいる建物も外部を照らす光の少ないビルばかりなのだ。もちろん、晩翠草堂は道を照らす光に寄与するような建物ではない。 晩翠草堂を過ぎて国分町通りまで来ると、急に景色も明るさも開ける感じがする。建物の照明や街灯のせいもあるけれども、地下鉄工事のためケヤキ並木がなくなっているせいだ。工事が終わったところからケヤキの若木を植えているが、まだすべてが終わっていない。 一番町を横切ると、あとはいつものコースと同じだ。
日々のささやかなことのブログ ヌードルランチ、ときどき花と犬(小野寺秀也) 小野寺秀也のホームページ
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