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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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2017.06.30
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カテゴリ:街歩き

 東京に出かけたが、美術展を一つ見ただけで早々に帰ってきた。おかげで、金デモに出かける前に2時間ほどゆっくりできた。
 JR東日本管内を4日間乗り放題で15,000円という高齢者用の格安パスがあって、それを利用できる期間には美術館巡りと東京の街歩きをしていた。4日間、仙台から通うのである。
 しかし、今回は火曜日から金曜日までの4日間のパスを火曜日と金曜日の2日だけ利用した。火曜日と金曜日はヘルパーさんが来る日なので、介護の手伝いから解放される時間帯ができて、それを利用しての東京行きなのである。いつの間にか、義母の介護における私の担当分がはずせなくなっているのだ。
 ヘルパーさんが来るといっても時間に制限があるので、私が出かける朝はいつもより3時間も早く義母の一日が始まる。出かける前に私の力が必要なことをできるだけやっておくためである。朝食を採ってもらい、トイレをすませ、ふたたびベッドに寝てもらうまでの介助だ。
 4日を2日に減らし、街歩きもやめて美術展だけになった。おかげで、体は楽である。火曜日も今日も、義母の入浴時間に家に帰り着いた。お風呂上がりに義母の右手の潰瘍状の小さな傷の手当をするのも私の担当だ。
 少し休んで、老犬を散歩に連れ出す。犬の夕飯を用意して、金デモに出かけた。




勾当台公園から一番町へ。(2017/6/30 18:53~19:09)


 まだ少し昼の暑さが残っているが、それでもだいぶ過ごしやすい気温になってきたころ勾当台公園に着いた。まだスピーチは続いていたが、途中から聞いたので、あまり頭に入らないまま集会は終わった。
 朝に見た天気予報では、デモの時間帯に重なって小雨の予報だった。東京から帰り着いたとき、パラパラと降っていた。あらためて予報を見ると、デモの時間帯には降らないことに変わっていた。予報は当たって、デモが終わるまで降ることはなかった。
この季節、きれいな夕焼けに彩られた集会とデモを期待し続けているのだが、残念ながら今日もダメなようだ。
 デモにはとてもいい季節だが、参加者がいつもより少ない。そろそろ動き出した市長選の準備にかかわっている人もいるのだろう。一番町に出てからカウントすると30人ということだった







一番町(定禅寺通りから広瀬通りまで)。(2017/6/30 19:09~19:18)


 台湾に引き続いて、隣国韓国も原発のない未来に向けて動き出した。6月19日、韓国の新しい文在寅大統領が、原子力発電を重視した従来のエネルギー政策を破棄して脱原発を進めると宣言し「新規の原発建設計画は全面的に白紙化する」と表明したのである(文在寅は、ムンジェインと読むらしい。覚えておこう)。
 もともと、文大統領は脱原発依存を掲げて5月の大統領選挙を勝ち取った。脱原発が大統領選挙の主要な争点ではなかったかもしれないが、そのような大統領を韓国国民は選んだのである。
 脱原発の表明は、韓国で一番古い古里原発1号機の「永久停止宣言式」でなされた。韓国で操業する原発は24基となったが総発電量に占める割合は30%とまだまだ高い。しかし、脱原発を宣言することで新しいエネルギー源の開発が著しく促進されるのは、ヨーロッパ各国の例を見るまでもなく明らかである。
 文大統領が「福島の事故が、原発が安全でも安くもないことを明白に示している」と語ったと東京新聞の6月24日付けの社説に書かれていた。それに続く社説の言葉は次のようなものだった


 台湾でも一足早く、福島の教訓に従って、新政権が脱原発にスイッチを切り替えた。未来を見通す政治家ならば、福島の教訓→生命最優先→脱原発依存→再生エネへの転換という大きな流れに乗る方が、むしろ自然なのではないか。
 ところが福島のあるこの国が、教訓を生かせず、流れに乗りきれず、次に原子力規制委員になる人が「寿命延長」を公然と支持するような逆行をほのめかすのは、なぜだろう。隣国の変化を見守りながら、よく考えてみたいと思う。


 どんな政治家を私たちが選ぶかで私たちの未来は左右されてしまう。少なくとも、こと原発に関する限り、私たち日本の国民が選んだ政治家たちは、未来を見通す能力に欠けているのは間違いない。






一番町(広瀬通りから青葉通りまで)。(2017/6/30 19:19~19:26)


 一番町を歩くデモが青葉通りに近づいたとき、外国人のカップルが一所懸命に応援してくれた。男性の方はデモに参加して一緒に歩きたいという仕草を見せるのだが女性に諫められていた。
 デモが青葉通りに左折するとき、その男性は手を合わせ、丁寧にお辞儀をしてから、一番町を南町通りの方へ去っていった。
 デモを歩いていると応援してくれ、支持を何らかの形で示してくれる人は多い。しかし、その割合は圧倒的に外国人の方が高い。日本人だって7割ほどの人が脱原発を望んでいるのは様々な調査で明らかになっている。しかし、行動で脱原発デモに支持を表明する人はとても少ない。
 私たち日本人には、社会・政治的意識と社会・政治的行動との間に大きなギャップがあるのだろうか。デモの場面でいつもこういうことを考えさせられる。





青葉通り。 (2017/6/30 19:28~19:35)


 デモが終わり、長期出張があってしばらくぶりでデモに参加したという人と立ち話をした。専門家としてそこそこ名のある企業のための調査に加わるという仕事らしかったが、現場の混乱は目を覆うばかりだという。指揮系統は混乱し、管理能力の欠如は著しいのだとその人は言った。働き盛りの世代が消耗しきっているとも語った。
 私は私で、日本の大学の研究レベルの急速な低下のニュースの話をした。二人の話をあわせると、日本はいま没落の急坂を転げ落ちているという結論になった。様々なところで綻びが顕在化するがそれを防ぐ人的資力も知的資力もないのだ。
 そして安倍自公政権によって日本の命運が断たれそう、そんな危機を確認してから、「このことはいずれまた話しましょう」と二人は夜の街で別れたのである。



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かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)

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Last updated  2017.07.01 17:57:59
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