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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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2018.11.23
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テーマ:街歩き(511)
カテゴリ:街歩き

 ビオラとパンジーの本植えがまだ終わらない。昨年までは7月末までに播種して11月には花が咲き始めていたのに、今年は9月に入ってから種を播いたのでまだ苗は小さいままだ。しかも、今年は手違いがあって11種類も播種することになって、400本ほどの苗が育っている。
 いつもは花の咲いた苗を本植えして、そのままハンギングなどで飾るのだが、今年はとても小さな緑だけのハンギングポットがバルコニーや門扉に懸けられているだけだ。
 年々、花の世話も滞りがちになっている。それなのにどんどんやることを増やしている。年を経るたびにアクティビティが落ちているものだから、動いているよりも休んでいる時間が多かったりするのに、気分だけは猛烈に忙しいのである。昨日(22日)の集まりで一つの役の任期が終わったのが、今はとても嬉しいのである。
 残念ながら、脱原発デモ参加の任期(期限)はまったく見えてこない。今日もデモである。家を出ると、日は射しているものの冷たい風が吹いている。吹き荒ぶというほどではないが、風に吹かれているとかなり冷え込んでくるようだ。




元鍛冶丁公園から一番町へ。(2018/11/23 14:24~14:30)


 今日は月末の祝日ということで、昼デモである。休みの日の昼デモはいつも参加人数が少ない。今日も25人ほどの参加だったが、塩釜で金デモを行っているグループが参加していたので、顔ぶれははいくぶんフレッシュである。
 金デモカーもお休みだったので、デモグッズもそれぞれが担いでデモを歩くことになる。いつもの私は写真を撮りながら行列の前後を走り回るので、荷物運びは勘弁してもらっていたが、人数の少ない今日は鳴子や光物の入ったバッグを担いで歩いた。






一番町(1)。(2018/11/23 14:32~14:35)


​ 倉沢治雄さんという人が2018年7月26日に『Bee Media』というネット・ジャーナルに​「被曝ニホンザルは警告する」​という記事を書いて、日本獣医生命科学大学の羽山伸一教授チームのニホンザルに関する一連の研究を紹介している。​


​ まずは結論を明らかにしよう。日本の野生生物の中で、分類学的に人間に最も近縁な霊長類であるニホンザルが、福島第一原発事故による放射線被ばくにより、血球の減少や胎仔の低体重および脳の発達遅滞に陥っているのである。日本は地球上の野生霊長類生息地の北限だ。チェルノブイリにサルはいない。その意味で、福島のニホンザルはヒトを除いた霊長類の初めての原発事故による被ばく動物なのである。​​


 その研究によれば、ニホンザルの被曝量が多いほど造血能力が低下していること、ニホンザルの筋肉中のセシウム濃度が高いほど白血球数が減少している事実などを明らかにした。造血作用の低下は、免疫力の低下をもたらすので、様々な晩発性障害の原因となるだろう。
また、衝撃的だったのは、捕獲された母ザルから取り出された仔胎を調べると「事故後の胎仔は成長が遅く、とくに脳の成長が遅れていた」というのである。
 
 羽山教授チームの研究は、東北大学の福本学名誉教授のチームによる南相馬市と浪江町のニホンザルの筋肉中のセシウム量と血小板などの血液成分の減少とに明らかな相関があるという報告と共に11月20日付けの​「原発事故 福島の野生ニホンザルに放射性物質の影響か」​という毎日新聞電子版の記事でも紹介されている。


​​ 福島県内に生息する野生のニホンザルについて、福島第1原発事故後、成獣の骨髄で血液のもとになる成分が減ったり、胎児の成長が遅れたりしたとする研究成果が英科学誌に相次いで報告された。事故で放出された放射性セシウムを木の皮などの食べ物から取り込んだことなどによる被ばくの影響の可能性があるという。​​


 放射線が人間の造血器官に深刻なダメージを与えるというのはよく知られた事実で、私が原子力工学を学んでいた50年ほど前には、カリキュラムの中の保健物理学などで初めに教えられることである。放射線が生体に与えるダメージという意味では、ヒトもニホンザルもほとんど差がないと考えるのは当然である。

 ニホンザルに生じていることは、人間にも生じているはずだ。何度でも言うが、事態は深刻である。

 




一番町(2)。(2018/11/23 14:37~14:45)


 日本霊長類学会など5つの学会が、放射線被ばくが野生動物に与える影響を調べる環境省の調査対象にニホンザルなどを加えるように求める要望書を環境相や福島県知事に堕したというニュースもあった​(11月10日付け下野新聞)​。
 ニホンザルばかりではなくその他の哺乳類への被曝影響を精査するのは、人間への影響評価のためばかりではなく、環境全体への影響を知るうえでも欠かせない。人間だけ助かれば、この地球は安全というわけではない。ほかの生物が生きられない環境では人間もまた生きられないのである。何よりも、私たちは、人間が作った人工放射能からあらゆる生物を守る義務がある。
 しかし、国や県が調べているのは「出荷制限解除に向けてシカ肉とイノシシ肉の放射性物質モニタリング」だけであって、ニホンザルを含めたその他の哺乳類は調べられていない。調べているのは単に規制値を超えたかどうかだけで、そこには放射線被曝の命への影響を調査するという観点は完全に欠如している。
 生物への放射能の影響調査は、学者グループの自発的な研究に委ねられている。事故が起きたとき、低線量被ばくの影響の有無の議論の沸騰が実測データ不測のよるものと誰もが理解していたはずなのに、いざ実際に被曝が生じて確実なデータが得られそうになると、それを拒否してしまう。〈ある人びと〉にとって正しいデータは不都合なのである。正しいデータが出てくると、「それは風評被害を生む」などと口走る連中である。





青葉通り。(2018/11/23 14:47~14:56)


 デモは仙都会館ビルの前で流れ解散となるが、歩道にはたくさんのケヤキ落ち葉が敷かれている。それがときどき、強い寒風に舞い上がる。
 もう仙台は冬である。クリスマス・コンサート、忘年会、餅つき大会、新年の交流会と町内会行事の段取りを考えながら冬の街を歩いて帰る。それぞれの企画の進行状況、担当の人たち、ゲストの人たちのことを考える。準備しなければならない書面のことを考える。
 今年の冬は、昨年までのそれとは少し異なった趣きで進むようだ。



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かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)
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Last updated  2018.11.25 12:30:41
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