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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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小野寺秀也

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2020.12.11
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テーマ:街歩き(613)
カテゴリ:街歩き

 かつて私が妻に言い、その後妻が繰り返し念を押す言葉がある。「頑張るけど、無理はしない。」
 いかにももっともらしいけれども、これが理想的に実現する可能性はほぼ無い。前者に傾けば、微熱を出して寝込む。後者に傾いてはだらだらと過ごして、そんな自分に気分がへこんでしまう。
 結局は「少し頑張る」と「少しさぼる」を行ったり来たりするだけである。それでも、呪文の効果はあるらしく、最近は少しならず体調がいい。そんなふうに健康に関しては快適な思いで暮らしているのだが、体の中ではひそかに悪性の生物が育っていると医師に指摘された。今は精密検査のための病院通いだが、元気いっぱい歩いての病院通いである。心は多少へこんでいるが、体はたいへん元気なのである。
 本人は元気なので金デモに出かけるのである。先週の金デモは休んだが、ただ忙しかっただけである。さて、私はいつから病人らしく振舞ったらいいのだろう?







肴町公園から一番町へ。(2020/12/11 18:13~18:35)


 肴町公園はやはり暗い。この間の肴町公園の集会で初めてフラッシュを使った。今日も使うことにしたが、近くは明るくても距離とともに急激に暗くなるのは避けられない。一人二人のポートレートなら問題なのだが、集会そのものを写すのはやはり難しいのである。不満は大いに残るのだが、使う方が少しはましなようだ。

 延々と話すスピーカーにたまりかねた主催者がストップをかけるというようなこともある集会だったが、昨日も同じようなことがあった。40人ほどの集まりで、その半数ほどが自己紹介をする形で始まったのが、最初の自己紹介者が延々と話すので慌てて議長が制したのだった。
 口からあふれ出すほど話したいことが胸に詰まっているのだろうと同情はするのだが、とくに聞きたいわけではない(正直に言えば、そういう話はたいてい他人には聞きたくもない話題が多い)。
 まあ、私自身はできることなら人前で話さないで済ませたいし、何を話したらいいか悩むほど胸には何も詰まっていないのである。どちらがいいかはよくわからない。

 この季節はもっとも夜が長い季節で、集会が始まりデモが終わってもとくに何も変わらない。ただひたすら夜だけである。集会に集まった25人のデモは闇に包まれたような公園からイルミネーションで明るいだけの夜の街へ向かうのである。













一番町。(2020/12/11 18:38~18:39)


 最近の最大のグッドニュースは、大飯原発3、4号機の設置許可取り消しを求めた行政訴訟で、大阪地裁が「国の設置許可を取り消す」という画期的な司法判断を行ったということに尽きる。
 12月4日付け毎日新聞電子版の「​大飯原発の設置許可取り消し 住民ら原告側勝訴 大阪地裁が初判断​」という記事のリード文を転載しておく。


​ 福井県や近畿地方の住民ら127人が、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)について国の設置許可を取り消すよう求めた行政訴訟の判決で、大阪地裁は4日、許可を取り消した。森鍵一(もりかぎはじめ)裁判長は、原発が想定する地震の最大の揺れを示す「基準地震動」について、「原子力規制委員会の判断に看過しがたい過誤、欠落があり、設置許可は違法」と述べた。2011年の東京電力福島第1原発事故後、国の設置許可を否定する司法判断は初めて。 ​


 この裁判では地震に対する安全性を判断する際に用いる基準振動に過去の地震の平均値を用いているが、それが平均値である以上、過去にも基準振動以上の地震が発生していたことになる。それを考慮しない規制委員会の判断は誤りであり、その誤った審査に基づく原発設置は認められないというものである。
 もともと、原子力規制委員会は3・11後の原発再稼働をいかに容認するかを使命とした政府機関に過ぎないので、これまでも新規制基準に合格させるためにたくさんの「看過しがたい過誤、欠落」やごまかしを行ってきたことは間違いない。
 しかし、原発再稼働容認は規制委員会による新規制基準合格という判断を唯一の拠り所としているので、この裁判の持つ意味、影響はきわめて大きくなるだろう(もちろん上級審の裁判官がどれほど行政に支配されているかによって結果は変わるが)。









青葉通り。(2020/12/11 18:40~18:49)


 仙台はもう冬だが、さほど寒くはない。毎年春と秋に車のタイヤ交換を行きつけのガソリンスタンドに頼むのだが、12月に入ると予約がいっぱいですぐにはできないこともある。
 今年はどうだろうかと朝方予約の電話をすると「いつでもいいですよ」という。さっそく午前中にタイヤ交換を済ませた。それほど、仙台の今年の冬は寒くないのである(今のところは)。
 タイヤ交換の待ち時間に本屋を覗いたら読みたい本が2冊見つかるというおまけもあった。夜にはデモにも出ることができて、どことなく「今日は良い日」という気分である。この程度で「良い日」感が味わえるというのは、安っぽい人生ではあるが悪くはない。

読書や絵画鑑賞のブログ
かわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)





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Last updated  2020.12.13 09:42:57
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