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山行・水行・書筺 (小野寺秀也)

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小野寺秀也

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小野寺秀也@ Re[1]:半登の山になった禿岳(2025年6月18日)(06/23) 歩世亜さんへ 結果的には正解でした。元…
歩世亜@ Re:半登の山になった禿岳(2025年6月18日)(06/23) 今晩は。 無理して登らなくて正解ですね…
小野寺秀也@ Re[1]:山形神室岳の中腹で(2025年6月9日)(06/09) 歩世亜さんへ 私の花の原点は「野の花」…
歩世亜@ Re:山形神室岳の中腹で(2025年6月9日)(06/09) お早う御座います。 自然の草花は素朴で…
小野寺秀也@ Re[1]:弘前夕景(2025年5月21~22日)(06/02) 歩世亜さんへ 津軽富士などとも呼ばれま…

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2025.05.23
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カテゴリ:小旅行

 弘前にはずっと行きたいと思っていたのだが、その機会がなかった。仕事をしていたころは、全国の主要な都市には出かけていたが、青森県は青森市だけだった。昨秋から妻との小旅行を始めたものの高速を使っても車で2時間程度の街を選んでいた。弘前は4時間以上のドライブが必要なので後回しになっていて、この春になっても桜の季節の観光客のことを考えて、4月は酒田に行くことにした。
 やはり弘前に行きたいというのは妻の思いでもあった。電車で行ってレンタカーを借りるということで一致してホテルを予約したのだが、4時間の運転ならSAで休みながらならなんとかなりそう、と車で行くことに決めた。天気予報はあまり良くないのだが、雨は雨の風情を楽しむということで朝の6時半に出発した。
 東北道を北上するにつれて空が暗くなってくる。宮城県を出ないうちに長者原SAで早々に朝食をとった。その後も、帰り道でおみやげにできそうなものを探していくつかのSAに入った(もちろん休憩も兼ねている)。正午ごろには弘前に着きそうだったので、まずは大鰐温泉で風呂に入ることにした。大鰐町の日帰り温泉施設にはレストランが併設してあったので、名物の温泉もやしのラーメンを食べた。ゆっくりと入浴した後は、早めにホテルに入って10階の南東向きの部屋で妻と二人で昼寝である。



 夕方には雨が上がっていたので、街を歩いて弘前城の追手門まで行ってみた。夕暮れの弘前市街は素敵な散歩道が続く。レンガ造りの弘前昇天教会の傍には、弘南鉄道大鰐線の始発駅「中央弘前」駅があって、小川の橋の上から小さな駅のホームや線路を眺めることができた。昔は土蔵造りの呉服店だった「百石町展示館」や「日本キリスト教団 弘前教会」、「青森銀行記念館(旧第五十九銀行本店本館)」などいわば典型的な観光スポットが次々と現れるのだった。​

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 弘前城は平城なので、城下町は城を中心に発達したらしく、繁華街や夜の飲食店街も城の近くにあって、夕暮れ時に歩くと心惹かれるままに路地に入り込むことになる。二日の逗留の夕食前にはそんな弘前市街の夕景の写真をたくさん撮ることができた(帰ってからの写真の整理に泣くことになるのもかまわず本当にたくさんの写真を撮った)。1日目は弘前城追手門から直接日本料理店に向かい、地元料理などの夕食を採って終わった。
 2日目、天気予報では朝のうちに雨が上がるということだったので、ホテルの部屋で外を眺めながら時間をつぶした。10時近くにようやく雨が上がって、ホテルを出て弘前城に向かい、初めに「津軽藩ねぷた村」に立ち寄り、大きな扇ねぷたや人ねぷたを見、大太鼓の囃子や津軽三味線の演奏も聞いたが、私が一番感動したのは、そこの2階の窓から雨模様で眺めることのできなかった岩木山が雲の上に顔を出していてその写真を撮ることができたことだった。









 弘前城にも入ったが、広い城跡を歩きまわるのは妻には大変なので、城内の武徳殿跡にできたカフェ「北の郭」で昼食とした。カフェは有料の区域にあったが、入場券売り場の人が「食事だけなら」とそのまま入れてくれた。このカフェでは、「アップルパイ食べ比べ」というメニューがあって、「弘前アップルパイガイドマップ」なるものを入手していた妻が「ここは外せない」という選択なのであった。津軽蕎麦と津軽細うどん、それにアップルパイとコーヒーという奇妙な組み合わせの昼食となった。
 昼食後は、「景勝院」の五重塔、すぐ近くの「弘前レンガ倉庫美術館」を見て、ホテルに戻り夕食まで休憩ということにした。美術館では、美術作品よりも併設されているカフェのアップルパイが妻の狙いだった。ホテルでゆっくり休んでから、夕暮れの弘前市街を街歩きしながら弘前城近くの店でフレンチの夕食を採って二日目は終わった。

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 三日目は、途中で二つほど道の駅に寄りながら(めぼしい買い物はできなかった)、十和田湖に向かった。途中、「虹の湖」という優雅な名前の湖の岸辺の道を走ったが、谷に沿って伸びる細長いダム湖だった。
 十和田湖に着いてすぐ、発荷峠展望台に上った。ここでは十和田湖の展望よりも八甲田連山の全景が見えたことがカメラ人間には最高だった。雨模様が続いていたが、かろうじて岩木山を見ることができ、ここで八甲田山も見ることができたので、今回の旅行は私にとっては上々だった(もう少しアップルパイが食べたかった妻にはどうかわからない)。十和田湖では、定番通り「乙女の像」まで歩き、湖畔のベンチで道の駅で買っていたパンで昼食とした。二日間の雨の後の晴天の湖畔での気持ちの良いランチタイムだった。







 十和田湖からはひたすら帰宅の道である。途中、雲が切れて岩手山の遠望もできた。高速の渋滞に悩まされたものの、なんとか無事に帰り着いた。長いドライブにいくぶん自信がついた小旅行だった。



日々のささやかなことのブログ
​ヌードルランチ、ときどき花と犬、そして







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Last updated  2025.06.01 08:20:42
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